1-8 暗殺の時間 ページ9
殺「人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう。君達全員それが出来る力を秘めた有能な
渚(マッハ20で怒られて、うねる触手で褒められた。異常な教育が僕は普通に嬉しかった。僕らのことを正面から見てくれたから)
殺「…さて問題です。渚くん。先生は殺される気など微塵もない。皆さんと3月までエンジョイしてから地球を爆破です。それが嫌なら君達はどうしますか?」
渚「…その前に先生を殺します」
殺「ならば今殺ってみなさい。殺せたものから今日は帰って良し」
緑のしましまの舐めきった顔をした先生は、教壇脇の椅子に腰をかけ、表札を磨き始めた。
茅「殺せない…先生…あ、名前、『殺せんせー』は?」
その瞬間、この超微生物は『殺せんせー』となった。
A「…では早速ですが殺せんせー。私の家の表札。どうやって持ってきたか教えてもらえます?」
そう問うAの目は笑っていなかった。
クラス全員がさきほどまでとは違う、シリアス感に包まれた。
殺「にゅや!?…それは…」
Aは自分の家の表札が取り外し可能ではないことをもちろん知っている。
家の壁にしっかりと埋め込まれているのを思い浮かべた。
A「壁を破壊した…なんて面白いこと言わないですよね」
殺「……」
Aの迫力に殺せんせーが押し黙った。
A「どう言い訳するつもりですか?私はともかくお父様が帰ってきたら、家の壁が壊れてたなんて大事ですよ。せんせー。国家機密なんですよね」
殺「先生。ちょっと防衛省行ってきます」
そういうとマッハで飛んで行った。
A「さて、みなさん。自分の家の表札を持って帰りましょうか」
さっきまでとは違う、いつもの微笑みでみんなの方を向くA。
茅「すっごい!Aかっこよかったよ」
A「そんなことないですよ。本当に困っていたので相談に乗ってもらっただけです」
(相談っていうレベルじゃない。脅迫だ…)
クラスの誰もがそう思っただろう。決して本人には言えないが…
A「また、明日から暗殺頑張りましょうね」
Aがそう言うとクラスから笑顔が生まれる。
この異常な空間は椚ヶ丘中学3-E組。暗殺教室。
始業ベルは明日も鳴る。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
