10-1 大人の時間 ページ40
生徒たちは教室に入り、イリーナの授業を待つが一向に始まる様子がない。
イリーナは渚からもらった情報を思い出しながら、プランの最終チェックを行っていた。
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渚「触手1本なら破壊できた人はいるけど、その程度じゃ殺せんせーは余裕でした。
多分…すべての触手を同時に壊すぐらいじゃないととどめを刺す前に逃げられますよ。
あと…闇討ちするならタバコ辞めた方がいいよ。殺せんせー鼻無いのに鼻良いから」
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その程度なら今回のプランに支障はないと、完全に余裕だった。
前「なービッチねえさん。授業してくれよー」
「そーだよビッチねえさん」
「一応ここじゃ先生なんだろビッチねえさん」
前原を始め、あちらこちらでイリーナに対する文句があがった。
イ「あー‼ビッチビッチうるさいわね‼」
もちろん“ビッチ”と言われていることに腹を立てる。
イ「まず正確な発音が違う‼あんたら日本人はBとVの区別もつかないのね‼正しいVの発音を教えたげるわ。まず歯で下唇を噛む‼ほら‼」
やっと授業が始まったかのように思えたのだが
イ「…そう。そのまま1時間過ごしていれば静かでいいわ」
(…なんだこの授業⁉)
そう簡単には解決しないのであった。
A「…Vicとbitchの発音ぐらい区別がつきますわ」
イ「はあ?」
もともと大人しいAが発言したかと思えば、いつのもなく喧嘩腰だった。
A「ただ、あなたの様な女性をbitchと呼ばずに何と呼ぶのでしょう」
イ「…あんた殺すわよ」
A「もし私を殺したら、結果的に殺し屋の名に傷がつくのはあなたではなくて?」
その瞬間、クラスは凍り付く。
本物の殺気を前にしてもAは余裕で笑顔で話す。
A「…渚の純潔を奪うような方に私は屈しません‼」
(まだそれ引きずってんの⁉)
イ「何よ。あんた、その子のコレ?」
そう言って小指を突き立てた。
A「コレ?…とは?」
もちろんAにはそれが理解出来ない。
イリーナが彼女ということを説明しようと、声を発しようとする瞬間、別の声が遮る。
業「Aちゃん。いい?キスというものはね」
カルマがキスというものについてAに教える。
クラスはカルマが変なことまで教えないか心配になりつつも見守り
イリーナは、腹を立てた様子で教室を後にした。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
