9-3 胸の時間 ページ39
磯「…でえーとイリーナ…先生?授業始まるし教室戻ります?」
イ「授業?…ああ各自適当に自習でもしてなさい」
さきほどまでとは雰囲気が変わり、たばこに火をつけるイリーナ。
イ「それとファーストネームで気安く呼ぶのやめてくれる?あのタコに前以外では先生を演じるつもりないし『イェラビッチお姉様』と呼びなさい」
「「……」」
演技していることはもちろん気づいていた生徒たちだったが
ここまで変わるとは思っていなかった。
それに、『イェラビッチお姉様』とも呼びたくなかった。
業「…でどーすんの?“ビッチ姉さん”」
イ「略すな!」
業「あんた殺し屋なんでしょ?クラス総がかりで殺せないモンスタービッチ姉さん1人で殺れんの?」
カルマは挑発したような、見下したようにイリーナに言う。
イ「…ガキが。大人にはね大人の殺り方があるのよ」
するとイリーナは渚の方に目を向ける。
イ「潮田渚ってあんたよね?」
それだけ確認すると
渚「‼」
茅「なっ…!!?」
イリーナは渚にキスをする。
A「な…渚‼渚の純潔が!ファーストキスが!あのようなビッチに…」
Aは何故かとてもショックを受けていた。
イ「後で教員室にいらっしゃい。あんたが調べた奴の情報聞いてみたいわ」
解放された渚はアへ顔で、昇天一歩手前だった。
イ「ま…強制的に話させる方法なんていくらでもあるけどね。その他も‼有力な情報持ってる子は話しに来なさい!良いことしてあげるわよ。女子にはオトコだって貸してあげるし」
向こうから厳つい男性3人が歩いてくる。
それは今朝、イリーナをナンパしていた3人だった。
イ「技術も人脈もすべてあるのがプロの仕事よ。ガキは外野で大人しく拝んでなさい。
あと、少しでも私の暗殺の邪魔したら…殺すわよ」
“殺す”という言葉の重み、彼女が
…でも同時にクラスの大半が感じたこと。
この先生は…嫌いだ‼
A「渚大丈夫ですか?」
渚「うん」
渚に話しかけるA。
A「渚の純潔が…」
渚「…落ち着いて」
A「落ち着いてなんか居られません!」
その言葉の渚は若干の期待をする。
A「ああいう行為は愛し合う人たちがすることです!許せません!」
渚「…やっぱりそうだよね」
と、渚は肩を落とす。
知識がないわけではないが、純粋過ぎるAだった。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
