6-6 カルマの時間 ページ29
カルマの側にいて、それだけでカルマの役に立ってると言われたAは、今までと変わらずにいることにしたのだったが、事態はそんな簡単なものではなかった。
殺「おはようございます」
「……」
殺「…ん?どうしましたか皆さん?」
教壇には殺したタコが乗っていた。
業「あ、ごっめーん!l殺せんせーと間違えて殺しちゃったぁ捨てとくから持ってきてよ」
殺「……わかりました」
殺せんせーはタコを持ちカルマの方へ向かう。
A(カルマの側にいるだけで…本当にいいんですよね?)
5人(ごめん。A。思ったよりカルマ…手遅れだった‼)
カルマの元へ向かう途中殺せんせーは触手をドリルにし、どこからかミサイルを持ってきた。
殺「見せてあげましょうカルマくん。このドリル触手の威力と自衛隊から奪っておいたミサイルの火力を」
すると殺せんせーはいきなり何かを作り出す。
殺「先生は暗殺者を決して無事では帰さない」
業「‼あっつ‼」
カルマの口の中にはタコ焼きが入っていた。
殺「その顔色では朝食食べていないでしょう。マッハでタコ焼きを作りました。これを食べれば健康優良児に近づけますね」
A(マッハでタコ焼き作れるんですか…)
殺「先生はねカルマくん。手入れをするのです。錆びれて鈍った暗殺者の刃を。
今日1日本気で殺しに来るがいい。その度に先生は君を手入れする」
業「…‼」
殺「放課後までに君の心と身体をピカピカに磨いてあげよう」
その見下された挑発にカルマが乗らない理由はない。
A(…なんかもう殺せんせーに全部おまかせした方がいい気がします…。でも私にも出来ることをしないと‼…そう殺せんせーに教わりましたから)
A「カルマ。ちゃんと朝ご飯食べないとダメですよ」
業「わかってるよ。それより俺あいつを殺すことに集中したいから」
A「はい。頑張ってくださいね」
業「……」
少しずつでも、こうやっているだけでいいと教えてもらったAはカルマの邪魔をしないように、隣の席で静かに次の授業の予習に入るのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 450人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
