6-5 カルマの時間 ページ28
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A「…ということがありました」
Aたちは近くの喫茶店に寄ると、カルマとの関係を聞かれ、「友達です」と言ってもなかなか信じてもらえず、カルマとの出会いを話したのであった。
茅「ほうほう」
莉「それから連絡先交換したり、話したりして仲良くなったというわけね」
A「はい」
(カルマくん…なんかかわいそうだ…Aがここまで鈍感だとは…)
ここにいる女子たちはそう思うのであった。
倉「ねぇーAは恋したことないの?」
A「はい」
(即答…)
A「…と言っても、恋というものがどういう感情なのかイマイチよくわからないんです。本で調べたりしても曖昧で…」
(本で調べることじゃない!)
A「私…中学生に上がるまでは学校以外、1人での外出禁止であまり友達と過ごす時間も無くて…小学生のころはそんな私に誰も近づかなかったので、最近やっと友達の大切さがわかったんです。
だから、今は恋よりもみんなとこうやってお話してる方が楽しいかなって」
Aがそう言うと、5人が涙目になりAに抱き着く。
矢「もうA大好き‼」
凛「Aに近づくやつがいたら撃つから安心して」
倉「ほんと‼カルマくんとか磯貝になんか渡さないから‼」
莉「撃つはちょっと物騒なような…」
茅「それぐらいの心意気だよ‼」
しばらく、抱き着いた後、自然と離れ本題に戻る。
莉「で、本題はAがどうして元気ないかだけど、カルマが原因だとして何かされたりした?」
A「いえ…ただカルマ、前はもっと…なんて言うか…明るい?いや違いますね。爽やか?爽やかなわけがない…とにかくいつもと違うんです。復讐というか、目標が出来て変わちゃったんです。だから心配で」
凛「Aはカルマが変わった理由を知ってるんでしょ?」
A「はい」
凛「なら、ただ今まで通り側にいれば良いと思う」
矢「男ってそういうもんだよ。近くに理解してくれる女の子がいてくれるだけで嬉しいもんなの」
莉「だから、それだけでカルマの役に立ってんだよ」
みんなの言葉にAは元気をもらい、変わらずにいることにした。
茅「それにしてもAをこんなに心配させるなんて…許せない」
倉「カルマが元に戻ったら茶化してやろう‼」
女子は一致団結したのであった。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
