6-2 カルマの時間 ページ25
生徒たちが唖然とする中、カルマは続ける。
業「何度でもこういう手使うよ。授業の邪魔とか関係ないし、それが嫌なら…俺の親でも殺せばいい」
殺「……」
A「カルマ…」
Aの声を無視してカルマはジェラートを殺せんせーの服に押し付ける。
業「でもその瞬間から、もう誰もあんたを先生と見てくれない。ただの人殺しのモンスターさ。
あんたという“先生”は俺に殺された事になる。はいテスト。たぶん全問正解」
小テストを殺せんせーに向かって投げたカルマは
業「じゃね“先生”〜明日も遊ぼうね!」
そう笑顔で言い。帰って行った。
赤羽業は頭の回転がすごく速い。今も、殺せんせーが先生であるためには越えられない一線があるのを見抜いた上でぎりぎりの駆け引きを仕掛ける。
しかし、本質を見通す頭の良さとどんなものでも扱いこなす器用さを人とぶつかるために使ってしまうのだ。
A「カルマ…やっぱり…」
Aはカルマがどうしてそこまで“先生”殺しにこだわるのかを知っていた。
それは彼がE組に落ちる原因となった事件のことだ。
キーンコーンカーンコーン♪
そのままテストが終わると殺せんせーはマッハでどこかに飛んで行き、生徒はそれぞれ帰ることとなった。
茅「A。途中まで一緒に帰らない?」
A「はい…」
茅「元気ないねー。やっぱりカルマくんのこと?」
A「ご、ごめんなさい。気を使わせちゃって…」
茅「いいって!いつも相談に乗ってもらってるんだから、ね!」
茅野がそう言うと数人の女子生徒が出てくる。
A「凜香…陽菜乃…莉桜に桃花まで…」
倉「ほっんと水臭いよねー」
凛「いつもこっちが相談乗ってもらってんだし、Aが元気なかったら集まるのは当たり前だよ」
莉「ほんとはメグたちも来たかったらしいけど」
矢「多すぎたら、迷惑になっちゃうかもしれないでしょ?」
友達が自分のために集まってくれている現状に感動したAは少しばかり涙目になりながら
A「ありがとう…」
と言うのであった。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
