4-2 サービスの時間 ページ17
一方、本校舎には、烏間惟臣が来ており、椚ヶ丘中学の理事長と会っていた。
烏「防衛省から通達済みとは思いますが…明日から私も体育教師でE組の副担任をさせていただきます。奴の監視はもちろんですが…生徒達には技術面精神面でサポートが必要です。教員免許は持っていますのでご安心を」
理「ご自由に。生徒たちの学業と安全を第一にね」
そっけなく答えるのであった。
部1「ものわかりのいい理事長ですねぇ」
烏「フン。見返りとして国が大金を積んでるしな」
理事長室から出ると烏間はE組に向かおうとしていた。
烏「だが、都合がいいのは確かだ。地球を壊せる怪物がいて、しかもそいつは軍隊でも殺せないうえに教師をやっている。こんな秘密を知っているのは、我々国とここの理事長とあの校舎のE組の生徒だけでいい」
本校舎の窓から見えるE組の校舎を見ながら烏間は言ったのであった。
モ1「やっば‼これ以上成績落ちたらE組行きかも」
後ろから来た生徒の会話に烏間と部下は足をとめる。
モ2「マジか!?あそこ落ちたらほとんど絶望だぞ。学食も無い、便所も汚い隔離校舎で俺等からも先生からもクズ扱い。超いい成績出さないと戻ってこれない。まさにエンドのE組‼あそこ落ちるぐらいなら死ぬな俺」
モ1「だよな…
モ2「ほんと謎だよな…めっちゃ頭よくて、素行不良もなし。あー目の保養が…」
生徒たちの会話が終わると烏間はまた歩き始める。本校舎の入り口を出たところで部下と別れ、E組の校舎へ登りだす。
烏(極少数の生徒を激しく差別することで大半の生徒が緊張感と優越感を持ち頑張る訳か…合理的な仕組みの学校だし我々としてもあの隔離校舎は極秘暗殺任務にうってつけだが、切り離された
それと赤城A。何故E組に落ちたか謎の生徒。彼女は…)
茅「あ、烏間さん!こんにちは‼」
登り切った先には棒を持って走っていた茅野がいた。
烏「こんにちは。明日から俺も教師として君達を手伝う。よろしく頼む」
茅「そーなんだ‼じゃあこれからは烏間先生だ‼」
そう言いながらも茅野は急いでいる様子だった。
さきほどより棒を持って走っている茅野に烏間はツッコみたい気持ちが芽生えたが、なんとか抑えたのであった。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
