3-2 面談の時間 ページ15
A「先生。失礼ながら、私の話聞いてました?」
殺「はい。しっかりと」
『はい』と返事した殺せんせーをAは信じられないような目で見ている。
殺「あなたのお父さんが、いくら日本に影響力の与える人物であろうと長年続いた日本の在り方が急激に変わるなんてありえないことです。
本当にAさんが止めたいのであればお父さんと同じ土俵に立って止めるしかない。ただ声を上げるだけでは“わがまま”に過ぎません」
正直、殺せんせーはお父様を舐めてる。そう思ったAであったが、スッキリとした顔で立ち上がり、銃を構えた。
初めて見せたAの殺意。
A「きっと…殺せんせーはお父様の恐ろしさをわかっていません。あの人がどれだけ日本に影響を及ぼすのかも…ですが、嘆いてるだけでは始まりませんね」
そう微笑むと一発、発砲を行う。
もちろん、マッハ20の殺せんせーは何事もなかったかのように避けた。
A「日本のすべてが突然変わるわけではない。今、渚たちが見せてくれてる変化のように。同じ土俵に立つか、別のところからにするかは今はまだ決められませんが…目標が出来ました」
全部避けられることはわかっていながらも、Aは連射を始める。
A「少なくとも来年の3月までには叶いそうもない目標です。ですから地球を爆破されては困ります」
殺「そうですか。しかし先生は何度も言っている通り、みなさんと3月まで楽しんだ後に地球を爆破します。それが嫌なら…」
A「殺しますよ。絶対。私の中の希望達と共に」
彼女の中の希望。それは少しずつ変わり始めているE組の生徒たちのことである。
殺「すばらしい殺意です」
ちょうど弾が切れ、発砲を辞めた。
殺「では、もう一ついいですか?成績優秀、運動も比較的に出来る方のAさんが何故E組に?」
A「そんなこと殺せんせーならわかってると思いますけど」
殺「おおまかな理由は知っていますが、謎が多いので」
するとAは鞄を持ち、教室の入り口まで歩く。
A「そうですか…ですが、今はまだ秘密ということで」
殺「…？」
A「The secret is says the charm of the woman. さようなら殺せんせー。また明日」
人差し指を唇に当て、微笑みながら話し帰っていった。
殺「完璧な発音でしたよ」
ー秘密は女の魅力って言うじゃないですかー
殺「…そうですね。ではまた日を改めて」
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
