11-2 プロの時間 ページ45
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イ「なんなのよ!あのガキ共‼」
学級崩壊の様子を見ていた烏間に連れられ、教員室にやってきた。
イ「こんな良い女と同じ空間にいれるのよ?有難いと思わないわけ⁉」
烏「有難くないから軽く学級崩壊してるんだろうが。いいから彼らにちゃんと謝って来い。このままここで暗殺を続けたいのならな」
イ「なんで⁉私は先生なんて経験無いのよ⁉暗殺だけに集中させてよ‼」
烏間は一瞬考えたあと、「ついて来い」とイリーナをある場所に連れていった。
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連れて行った先は校舎裏でテスト問題を作るターゲットのもと。
イ「何してんのよあいつ?」
烏「テスト問題を作ってる。どうやら水曜6時間目の恒例らしい」
イ「…なんだがやけに時間かけてるわね。マッハ20なんだから問題作りぐらいすぐでしょうに」
高速ではあるものの、時間がかかっていることに気づき違和感を覚えた。
それに、烏間が答えを出す。
烏「ひとりひとり問題が違うんだ」
イ「えっ…?」
烏「生徒たちに見せてもらって驚いた。苦手教科や得意教科に合わせて…クラス全員の全問題を作り分けてる。
高度な知能とスピードを持ち地球を滅ぼす危険生物。そんな奴の教師の仕事は完璧に近い」
イ「……」
そんな様子にイリーナはただ茫然とすることしか出来ない。
烏「生徒たちも見てみろ」
イ「…?遊んでるだけじゃないの?」
烏「俺が教えた『暗殺バドミントン』だ。動く目標に正確にナイフを当てるためのトレーニングだ。
暗殺など経験のない彼らだが、もちろん賞金目当てとはいえ勉強の合間に熱心に腕を磨いてくれる」
イ「……」
複雑な心境がイリーナを包む。
烏「
お前はプロであることを強調するが、もし暗殺者と教師を両立できないならここではプロとして最も劣るという事だ」
烏間の言葉がひどく重くのしかかる。
烏「ここに留まって奴を狙うつもりなら、見下した目で生徒を見るな生徒達がいなければこの暗殺教室は存続できない。だからこそ、生徒としても殺し屋としても対等に接しろ‼
それができないなら殺せるだけの殺し屋などいくらでもいる。順番待ちの一番後ろに並びなおしてもらうぞ」
それだけ伝えると烏間はその場を後にし、イリーナは考え込むように動けなかった。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
