ななじゅうさん。 ページ16
Aside
課題を進めていると時間はあっと言う間に終わる。
あぁぁぁ。暇だ。
私 「業ーっ。かまって」
業 「無理」
私 「じゃあ、かまいなさい！」
業 「余裕ねぇ」
なんかノリ悪くなったな、カルマ。
別に気にしないけど。
業「本当無駄にポジティブだよな、お前。なんかちょっとは考えたらどーなの」
私「何を？」
業 「なんでもない」
ポジティブ…私ってあんまりポジティブじゃないと思ってたんだけどな。
業「てかさぁ、殺せんせーが言ってたんだけど。お前と俺を一緒にさせたのってs」
私 「はいはいはーいうるさいでーす」
沈黙。
まぁ、こういう沈黙は慣れてるんだけどねw
清々しい青空。
イギリス、行きたくないな。
でも将来的には行った方がいいんだし。
あ、大学生になったら戻って来ればいいのか。それまであと3年じゃんw
大丈夫そこまで長引かないっしょ。
私「業、明日さディ◯ニー行かない？」
業「なにいきなり」
私「だって明日しかないじゃん」
業「それで？」
私「だから」
少し考えてカルマがいった。
業「了解」
時計をみるとすでに4時になっていた。すると、玄関のチャイムが鳴る。
私「あ、私がでる」
どうせ私宛だし。
予備の印鑑を手にもって玄関に出る。
ダンボール箱をもらうとそのまま部屋には戻らず、和室に移動した。
中身は私の洋服とお揃いのバンダナ。
カルマとお揃いにする予定のやつ。
ニヤけが止まらん。
業「で、これをどういう風に使うつもりなの」
私「んで、それをカルマとお揃いに…ってカルマ！？」
業「じゃ、貰っとく」
私……………なにやってたんだ…
うっかり話しちゃうとかバカ過ぎるでしょ。
業「せんきゅ」
は！
人の会話を盗み聞きしといて…
すると目の前に差し出されたのは袋。
業「………ん」
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作者名：妄想girl夏実☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mousounatumi/
作成日時：2016年7月11日 20時
