《暗殺教室》常識範囲を超えてます、このカップル。 (ページ34)

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さんじゅうさん。ページ34

業side

黒「暗殺訓練のおかげかな～」

いや、お弁当を思い切って投げられるお前の精神がどうかしてるね。

業「大体、人の弁当投げる方が悪いの」

ボソッと呟くが、黒岩には聞こえたようだ。

黒「なによ！バカルマ！」

楓「騒いだらダメだよ、病院なんだから」

茅野がたしなめる。

黒「ごめんなさい…」

病室にまた静けさが戻る。

茅野がプリンを開ける。

楓「うまぁ」

プリン爆破計画の頃からヒートアップした茅野のプリン好き。

黒「焼きプリンちょーだい」

黒岩がプリンに手を伸ばす。

渚「楽しそうだよね。いつも黒岩さんは」

業「本当、兄弟みたい」

じろっと同時に2人がこちらを向く。

渚「NGワード言っちゃった系？」

黒岩はベッドから降り、廊下を見回す。

茅野は背負っていたリュックを落ろす。

楓・黒「戦闘態勢…レディゴー！」

おい、っと思った時には遅し。

意味不明な掛け声と一緒に飛び出した2人は止められなかった。

俺と渚くんに殴りかかってくる。

別に女子だから軽く交わせるけど、目の色が変わってる。

殺意がまんまんってか、俺、殺されないよね？