SV ページ6
【SV】
一人称…俺(普段)、私(他の先生や年上相手)、先生(生徒相手)
二人称(生徒に対して)…君、Aくん(男女問わずくん付け。さざ高生徒は下の名前で呼ぶ)
二人称(教師に対して)…あなた、A先生
三人称…(コソアド)人、皆、お前(怒ったとき)
「初めまして、白崎千隼です。気軽に千隼って呼んで欲しいです。これからよろしくお願いします！」
「ここ、分かる人ー？……はい、じゃあ、Aくん」
「ノート提出したー？今から職員室持って行くけど、まだの人いたら待つよー？」
「んん…採点終わった…！……ヤッバ！授業3分前だ！授業行ってきますっ！」
「それでは、生徒達を送ってきます。A先生、後はお任せしても良いですか？」
「んー？止まってるけど、どうしたの？……なるほど、“ミジンコがどこにいるのか分からない”、ね…ちょっと先生に見せて？……あれ？見えない……あ、眼鏡外してなかった…そりゃ見えないわけだ…」
「おっ、ミドリムシだ！知ってる？ミドリムシって、美容にも良いんだよ！ほら、何とかって成分が含まれているって…何だっけ……ヨーグルトとかに入ってる奴…！」
「ねえ、カバーガラス割ったの誰？危ないから、割ったらちゃんと言って？……別に怒ってるわけじゃないよ。ただ、踏んだら怪我しかねないから注意しているだけ」
「……ん？どうしたの、りゅ……Aくん。ごめん、“お父さん”って呼ばれた気がして、ついつい息子の名前で呼ぼうとしてた……えっ、俺、バツイチ子持ちなんだけど…言ってなかったっけ？」
「はい、ここテストに出るからねー。しっかり覚えておくように！お父さ……じゃない、先生との約束だよ？」
「あー…雷鳴りそ、うっ！？……結構大きかったね……落雷距離？えーと、340m/秒×光ってから音が聞こえるまでの秒数、だから……1.7キロ。思ったより近いね……木の近くには行かないでね。感電の可能性があるから」
「何か悩んでるなら、いつでも言ってね？先生は、いつでも君の味方だよ？」
「大丈夫。先生に任せて！こんなの、ちょちょいのちょい、だよ！……えっ、通じないの！？えーと、お茶の子さいさいって意味合いだよ」
「あー！そこ、蟻んこいるから、踏まないでー！今、実験してるんだ！輪ゴムの匂いが嫌いらしいから！あ、ケガにも気を付けて！」
「おい、お前、今、何て言った？取り消せよ。良いから、前言撤回しろ。なあ、聞いてるのか！？おい、逃げんな！……はあ、怒るのって結構シンドイ…」
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