超体育着の時間 ページ39
烏間先生に呼び出された。
貴「…あの、なんでしょうか…？」
烏「これを見てくれ」
そう言い、烏間先生が取り出したのは、大きな穴が空いたズボン。
前「…あ、それ俺のだ」
こんなひどくなるもん！？
烏「この先暗殺をする上で、このようなこともあるだろう」
いや、そうそうないだろ。
烏「そこで、だ」
何か取り出す。
貴「…何ですか、これ？」
烏「最後まで話を聞け…」
よし、黙ろう。←
烏「…そこで、だ」
あ、そこからなのね。
烏「防衛省から、君達に体育着を支給する」
本気で！？
烏「その名も『超体育着』」
体のラインが出るけど気にしない。←
烏「この世でこれ以上の体育着はないと思ってかまわない」
最強なのか。テンション上がる！←
放課後。
貴「…一人でバーベキューかよ」
妹「なんかすげえムカつく」
同感。
中「…私が先頭で行ってくるわ」
え、本気で？
貴「…やけどしないでね」
中「大丈夫っしょ」
次の瞬間、莉桜ちゃんが背中から落ちた。
殺「ニュヤー！？」
殺せんせーの悲鳴が響く。
貴「どんどん行こう」←
妹「待てよ姉貴っ」
私も背中から落ちる。
妹「ああもうっ！」
くるりと空中で一回転したとき、美咲が落ちてくるのが見えた。
貴「…あいつ落ち方怖っ…」
気配を消しつつボソッと言う。
妹「どけえええぇ！」
ナイフを出しつつ、頭から落ちる美咲を見やる。
殺「ニュヤー！？危ないじゃないですかっ！」
何で私より落ちるの早いんだ…体重？胸の差？←
殺「…って、ぎゃあああ！」
横を落ちるとき、腕の触手を切ってやった。
殺「切ったの清水さんですか！？」
貴「そうだよ？」
こともなげに言う。
殺「やりますねぇ…」
貴「気配消したからね！」
ドヤ顔してやった。←
殺「…皆さん、なぜここに…？」
答えは決まってる。
前「もうあんな危険なことしねーよ」
決意を表明するためだ。
中「この力は、人を助けるために使おうって、皆で決めた」
すると殺せんせーが泣き出した。
殺「おーいおいおい…」
貴「どうしたの急に！？」
妹「きゅうりでも食いてえのか？」←
韓国語で『おい』は『きゅうり』だから？
全「それだったらバーベキューしないだろ！」
案の定、総ツッコミを喰らってた。
殺「嬉しいです…皆さんが成長してくれて…」
それで泣くのか。
殺「さあ、皆さん、一緒にバーベキューしましょう！」
全「やったー！」
このとき、私達は思いもしなかった。
数日後、二人の暗殺者が、この教室から消え失せてしまう、なんてことに。
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なっちん(プロフ) - ＊メロン＊さん» ありがとうございます！読んでみます！ (2018年11月24日 9時) (
レス) id: 95769b69fb (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - とても面白いです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 私も暗殺教室が好きで作品を１つですが書いてます。 もし、良かったら読みに来てください。 (2018年11月23日 18時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちん | 作成日時：2018年9月27日 16時
