栗雪姫の時間3時間目 ページ36
律「復讐を終えた魔女は、森を歩いていました」
スピンオフか。
律「すると、前から何かが近付いてきます」
狭「何かしら…え？」
律「目の前からやってきたのは…」
白馬に乗った王子様、でしょ？
律「…ゴツい牛でした」←
なんでやねん！牛役…寺坂か！
狭「ちょっと…」
そりゃ驚くって！
業「ちょっと、荒い…」
なんか、ロデオみたい。←
律「魔女はそのまま牛に森の奥へと弾き飛ばされました」
怖すぎる！
狭「…戻らなきゃ…街へ…」
律「次に見つかったとき、魔女は変わり果てた姿になっていたのは、また別のお話…」
怖いよ！子供達泣いて…なさそうだね。
暗転。
律「その頃、栗雪姫は、死んでいました」←
そろそろ棺桶に入らなきゃ。
律「棺桶の周りを、小人達が囲んでいます」
明転。
渚「どうして…」
茅「…ううっ…」
妹「うああ！」
奥「…なんででしょう…」
前「おい、起きろよ…」
磯「嘘、だよな…？」
糸「…っ…」
悲しみ方は人それぞれだけど、ここまでバラつく？
律「悲しむ小人達の前に、一人の少年が現れます」
少年って言っちゃった。
渚「あなた、は…」
律「そこにいたのは…」
さっきの魔女の話と繋がるんでしょ。
律「牛に乗った王子様でした」←
はい、ビンゴ。
渚&前&妹「なんで牛！？」
そりゃそうだ。
業「…何があったの？」
様になってんな。
律「王子様が聞くと、オンコウが代表して話し始めました」
渚「…実は、かくかくしかじかで…」
わかるわけがない。
律「王子様は余裕で状況を把握しました」←
業「…つまり、姫が毒りんご食べちゃって死んじゃったってこと？」
なんでわかるねん。
奥「あのっ…なんとか生き返らせて頂けませんか？」
なかなか無茶だな。
律「クスリの嘆願を王子様は引き受けます」
本気か。
律「そして王子様は栗雪姫に近付き…」
キスでしょ？それもフリの。
業「…可愛い」←
律「つい本音がこぼれ落ちました」←
やっぱりフリは嫌。←
律「そのあと王子様は栗雪姫にキスをしました」
唇に柔らかな感触…本気でやったか。
律「それも、長く、深いキスを」
ディープキスかよ。ちょっと苦しい…離れた。
業「…これでいい？」
律「王子様が離れた、その瞬間でした」
ここで起きる、と。
貴「…ん…」
律「栗雪姫が息を吹き返したのは」
貴「…私、死んだはずじゃ…」
律「小人達は喜びました」
貴「…貴方が私を？」
律「その問いに答えず、王子様は栗雪姫に言います」
業「…姫、唐突ですが、私と結婚してもらえませんか？」
…は？
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なっちん(プロフ) - ＊メロン＊さん» ありがとうございます！読んでみます！ (2018年11月24日 9時) (
レス) id: 95769b69fb (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - とても面白いです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 私も暗殺教室が好きで作品を１つですが書いてます。 もし、良かったら読みに来てください。 (2018年11月23日 18時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちん | 作成日時：2018年9月27日 16時
