仰天の時間 ページ33
胡「師匠っ！ここ教えて下さい！」
あの日以降、胡桃ちゃんの態度が180°変わった。
貴「…師匠はやめて…」
東「何があったんですか…」
アズが戸惑ってるよ。
貴「えっと…」
言っていいものかどうか。
胡「今までのうっ憤とか想いとか全部ぶちまけた」
貴「…こっちも相応の傷負ったけどね」
墓場まで持って行こうとしてた出来事ぶちまけたからね。
胡「え、当たったんですかカ…」
貴「心にね！？」
慌てて遮る。
東「かってなんですか？」
不自然だもんね。
貴「カ…かじゃなくてチカラね！」
無理があるな。
東「…るぅ？」
静かに怒るタイプなのか。
胡「ごめん兄ちゃん…カッター突きつけた…」
あっさり言うのか。
貴「ケガなかったから大丈夫だよ！」
事実だし。
東「すみませんA先生、俺の妹が迷惑かけて」
胡「…ししょ…Aさん、すみませんでした」
やっぱり二人とも、
貴「…謝れるって、結構大事だよねー」
多少捻くれてたり、意地張ったり、誤解されやすかったりするだけで、
貴「…いいよ、気にしてないから」
心根は優しくて、いい人達なんだ。
東&胡「ありがとうございます！」
お礼を言われることではない。
貴「顔を上げて！？」
慌ててそういう。
東「はい…ほら、お前も」
胡「…るぅって呼んでくれなきゃ頭上げません」
意地っ張りめ。
貴「…わかったよ、るぅ」
胡「師匠ー！」
バッと顔を上げた。案外チョロい？←
貴「…師匠は恥ずいからやめて…」
胡「嫌です」←
…もういいや。
そんなこんなで、その日の午後。
茅「A〜！ちょっと来て！」
カエデに呼ばれ、ついて行くと。
貴「…なんで…」
カルマが王子様になってた。←
業「あ、A」
ヤバい格好良すぎて失神しそう。←
茅「ボーッとしてないでこれに着替えて！」
上の空のまま聞く…え。
貴「…ロッカー借りるねー…」
さすがにここじゃ着替えられない。
3分後。
貴「お待たせー」
業「めっちゃガタガタいってたけど大丈夫？」
貴「大丈夫」
慣れてるから。←
貴「この衣装って、白雪姫…？」
茅「そうだけど、白雪姫ならぬ、栗雪姫！」
何故栗なんだ…髪色か。
貴「…カエデがやりゃいいじゃん」
茅「カルマ君の希望だよ？」
おいおい本気か。
貴「私、二人に勉強教えなきゃ…」
二人に気を使ってそういうが、
東「先生頑張って下さい！」
胡「Aさん素敵ですっ！」
その二人が乗り気だった。
貴「…あーもう！」
若干ヤケになる。
貴「やりゃいいんでしょ！？」
数分後、幕が上がった。
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なっちん(プロフ) - ＊メロン＊さん» ありがとうございます！読んでみます！ (2018年11月24日 9時) (
レス) id: 95769b69fb (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - とても面白いです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 私も暗殺教室が好きで作品を１つですが書いてます。 もし、良かったら読みに来てください。 (2018年11月23日 18時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちん | 作成日時：2018年9月27日 16時
