スピードランニングの時間 ページ22
今日から体育の内容が変わるらしい。
貴「何だろうね」
妹「キツそうな予感しかしねえよ…」
同感。
烏「今日からやるのが、スピードランニングだ！」
テレビやラジオのCMでやってるやつか。←
妹「スピードラーニングって何だよ？」
同じこと考えてた。←
烏「ランニング、だ」
違った！
烏「三村君！この崖をどのくらいで登れると思う？」
唐突すぎる。
三「え、10分とか…？」
烏「計ってくれ。では、実際にやってみるぞ」
ババっと登って降りて…え？
烏「何秒だった？」
三「じ、10秒です…」
この人もたいがい超人だよな。←
烏「次は受け身だ」
森に移り、そういう。
倉「ひー…苦しい…」
烏「丸めすぎるな」
陽菜乃ちゃんの目がハートになってる…！
倉「は、はい…！」
そんなこんなで数日後。
前「ひゃっほう！」
クラスの3分の1が、調子に乗っていた。←
倉「楽しそう！明日は私もやろうかな！」
やらない方がいいと思う。
妹「姉貴も来いよ！」
美咲が誘ってくる、が。
貴「やめとく」
速攻で拒否る。←
妹「そっか」
あっさり引き下がった。
業「あれ？A来ないの？」
今度はカルマが誘ってくる。
貴「美咲…だから引き下がったな？」
妹「バレたか」
テヘペロするな、可愛すぎだろ。←
貴「…うーむ…」
妹「俺だと悩まないのに！」
渚「清水…なんで来ないの？」
うう、渚まで。
貴「…嫌な予感がするから」
業&渚&妹「ああ…」
私の嫌な予感はよく当たる。
貴「まあ、思い過ごしだったら、明日はやるよ」
妹「やった！」
何もなかったら、な。
前「お前等、行くぞー！」
貴「ほら、呼んでるよ」
妹「今行くー！」
よし、去ったな。
原「よかったの、行かなくて？」
貴「うん、危なそうだからね」
その場の全員が納得した。
一人、家路に着く。
貴「いちご煮オレでも買おっかなー」
家へと向かう曲がり角を曲がると、
貴「…ん？」
あかりと同じ学校の制服を着た、赤髪の少女がいた。
貴「あの…」
そう声を掛けた瞬間。
？「ひっ！」
彼女は飛び上がり、屋根の上に…？←
貴「え、あ、待て！」
こっちもスピードランニングで追いかける。
貴「何か用⁉」
？「な、なんで追いかけてこれるんよー！」
縦横無尽に屋根の上を駆け回ること、数分。
？「はぁ、はぁ…」
彼女が自販機の上から道路に飛び降りる。
貴「…捕まえた…！」
相手も息切れしてるけど、私も息切れしてるんだ！
貴「…何者？」
息を整え、聞く。
？「ちょっと、待って…」
こういうところで、暗殺の利点が。←
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なっちん(プロフ) - ＊メロン＊さん» ありがとうございます！読んでみます！ (2018年11月24日 9時) (
レス) id: 95769b69fb (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - とても面白いです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 私も暗殺教室が好きで作品を１つですが書いてます。 もし、良かったら読みに来てください。 (2018年11月23日 18時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちん | 作成日時：2018年9月27日 16時
