体育祭の時間4時間目 ページ18
貴「早く行くよ」
ヤバい超嬉しい。
業「急がなくていいじゃん」
いつ追いつかれるか！
荒「最初に戻ってきたのは…E組だー！」
歓声が上がった。
荒「お題は『不良』でしょうか？」
一番思いつかなそうなやつだよ！←
業「誰も気付いてないのかな」
貴「私等がカップルってことに？」
業「それいう？」
言って欲しくなかったのか？
貴「…ヤバい追いつかれる」
業「まあ大丈夫でしょ」
そのままゴール。
荒「1位はE組！」
再び歓声が上がった。
男1「本当に？」
ゴール係が疑ってる。
貴「疑うの？」
睨む、というか見つめる。
業「なんなら証拠見せるよ？」
あんたお題知らないだろ。
男1「…本当か？」
まだ疑ってる。
貴「…の？」
なんだか悲しくなってきた。
業「A？」
貴「…なんで、信じてくれないの？」
E組だから？私が、
貴「…信じてよ、ねえ、お願いだから」
誰かに何かをしたの？
男1「そこまで言うなら」
ついに折れた。
貴「ありがとう」
パッと顔を上げる。
業「ちなみに今のは？」
カルマが小声で聞いてくる。
貴「…演技に決まってるでしょ」
こう言っとけば、必ず信じる。
業「…だよねー」
本当に言ってたとは言わなかった。
貴「さあ、座ろう」
すでに解決済みだから。
貴「あいつ等、やっと来た」
心配させたくないから。
業「…おっそ」
E組の皆は知らない。今からは想像すらつかないだろう。
ーー私が、××××で、◯◯◯◯だった、なんて。
競技終了後。
殺「清水さん！おめでとうございます！」
殺せんせーがマッハで来た。
貴「ありがとう」
殺「時に清水さん、なにかあったんですか？」
唐突に聞いてきた。
貴「何もない、けど…なんで？」
殺「先ほどの会話、様子がおかしかった感じだったので…」
ヤバい、見破られてる。
貴「演技に決まってるでしょ」
業「その説明、カルマ君にもしてましたね」
地獄耳が。
貴「それでカルマは納得してたよ？」
殺「…本当にそう思います？」
自分がだろうか、カルマがだろうか？
殺「カルマ君が、です」
心読むなよ。
貴「何、あいつを疑うの？先生なのに」
ちょっと挑発してみる。
殺「あなたが本当にカルマ君の彼女なのか疑問に思えますね…」
カッチーン。挑発され返された。
貴「私だってわかってるよ！カルマが納得してないことくらい！」
言ってハッとした。
殺「やはりそうでしたか」
見事にハメられたことに。
貴「もしかして、わざと挑発した？」
殺「あなたが勝手に勘違いしただけでしょう…」
穴があったら入りたい。
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なっちん(プロフ) - ＊メロン＊さん» ありがとうございます！読んでみます！ (2018年11月24日 9時) (
レス) id: 95769b69fb (このIDを非表示/違反報告)
＊メロン＊ - とても面白いです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 私も暗殺教室が好きで作品を１つですが書いてます。 もし、良かったら読みに来てください。 (2018年11月23日 18時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちん | 作成日時：2018年9月27日 16時
