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二宮side
高｢あのー、二宮先生？｣
廊下から控えめに顔を出したのは高木君の姿。
奥には中島君も。
｢どうした？｣
高｢これ、見てください｣
取り出したのは、中島君の愛用しているカメラだった。
カメラロールには学校での楽しげな生徒の姿が。
これって盗撮な気が…。
中｢あ、ここは見ないで下さい。あった、これです｣
結構焦ってたなー笑。
見逃してあげるけど。
差し出された画面には、パソコンのモニターが写されていた。
ズームしてみると、『特別保護区指定・飛躍研究所』の文字。
とうとう気づきましたか。
高｢俺らが怪盗グレーだってこと、知ってますよね｣
｢うん、知ってるよ｣
中｢Ｋがブックマークに入れてた物です。勝手に撮影したので、Ｋに非はありません｣
これって、俺はどうすればいいの？
Ｋに調べられていたのは意外だったけど、俺をニノだって(？)疑ってるって事で良いのかな。
｢俺はＫを知ってるし、その資料に記載されてることは全て真実。それ以外に、何が気になるの？｣
俺の言いように二人はドギマギ。
高校生らしくて可愛いよ。
高｢今日、Ｋに会ってくれませんか｣
｢へ？｣
なんだなんだこの質問は。
中｢駄目、ですか｣
｢別に構わないけどさ…あそこでしょ？別々に行かないと有岡君達に怪しまれるから｣
高｢分かりました…やっぱり二宮先生だって知ってからニノって呼ぶのはちょっと抵抗が｣
｢伊野尾君はニノって呼んでるけどね｣
二人は優等生だな。
先生を、ちゃんと先生と呼んでくれるところが特に笑。
中｢じゃあ…放課後に来ていただけると｣
｢はいはい。今は準備頑張ってね。楽しみにしてるから｣
中高｢｢はい！｣｣
↑中学生と高校生みたいですねw。
この二人も、人生を狂わされたのか。
そう考えると、あの男が憎たらしい。
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柊(プロフ) - 伊野尾 稀徠さん» ありがとうございます！これからも宜しくお願い致します！ (2017年12月18日 19時) (
レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾 稀徠 - とても面白いですこれからも頑張ってください (2017年12月18日 18時) (レス) id: 14c2650ddd (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 皆さん！作者の柊です！話の中に載せるにはあまりにもどーでもいいことなのでこちらに書きたいと思います。本日５日目にして順位が更新されたこと、恥ずかしながら嬉しく思います。これからも、どうか宜しくお願い致します！ (2017年12月17日 11時) (レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2017年12月12日 0時
