山田side ページ46
俺が付いてる。何があっても傍にいるから＿＿＿＿＿
・
誰に言われたかも分からない言葉。
でもその言葉は、しっかりと心に染み付いている。
あの時……
いや、あの時って何時だよ。
持ち合わせていない記憶にツッコミを入れながらも
絶対に覚えている筈だと頭が言う。
俺的には、もうパニック寸前。
前に言ってくれたじゃん。死にたいなんて絶対に言わないで。
君には、俺がいるから＿＿＿＿＿
・
ズキンと痛んだ脳。
記憶の欠片は、刺さってしまったまま取り除けなくなっていた。
r509
i622
出掛かっているのに、思い出せないなんてどうかしている。
お前泣いてんの？
やるなら、俺にしろよ。
自然と涙が頬を滑り落ちていった。
思い出したい。
なんで、こんなにも胸が苦しいんだろう。
目の前で蹴られている男の子。
それを俺は、ただ眺めているだけ。
何も出来なかったのか。
それすらも目の前が霞んでいて分からない。
でもただ１つだけ覚えている。
俺はその人に、今まで何度も助けられてきた。
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柊(プロフ) - 伊野尾 稀徠さん» ありがとうございます！これからも宜しくお願い致します！ (2017年12月18日 19時) (
レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾 稀徠 - とても面白いですこれからも頑張ってください (2017年12月18日 18時) (レス) id: 14c2650ddd (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 皆さん！作者の柊です！話の中に載せるにはあまりにもどーでもいいことなのでこちらに書きたいと思います。本日５日目にして順位が更新されたこと、恥ずかしながら嬉しく思います。これからも、どうか宜しくお願い致します！ (2017年12月17日 11時) (レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2017年12月12日 0時
