41、＊ ページ5
Ｋside
殺風景な自分の部屋。
そこにポツンと存在する、ノートパソコンと数々のモニター。
｢さぁ、やりますか｣
カチャカチャとキーボードを叩いてから早30分。
｢これが、Ｎの｣
Ｎ:本名 中島裕翔
｢中島、裕翔……？第２飛躍高等学校１年Ｂ組。これって、有岡達の通ってる高校じゃ─｣
｢Ｋ、ちょっといいか？｣
Ｔの声。
何の話だろ。まだＮの事しか調べられてないのに。
｢どーぞー｣
Ｔ｢お邪魔しまーす｣
フツーに入ってきたね。
どーしたの？
なんて聞いてみたら
Ｔ｢そのパソコンのブックマーク｣
って返ってきたんだけど。
｢ブックマーク？それが何？｣
Ｔ｢特別保護区指定・飛躍研究所｣
｢それ…｣
Ｎ愛用のカメラ。その画面には、俺の調べた研究所の資料の内容が。
｢見たんだね｣
自分でもビックリするほどの声の低さ。
Ｔ｢勝手に見てごめん。でも気になったんだ。二宮和也って奴｣
｢ニノじゃん｣
俺を育ててくれた、お兄ちゃんみたいな人。
Ｔ｢その二宮和也。俺の高校の先生だ｣
｢は？｣
先生って…あり得ない。
ニノは、研究所で買われた男。
学校で勤めてるなんてこと。しかもＴの高校の先生なんて。
Ｔ｢連れてきたい。ここに｣
｢グレーだって─｣
Ｔ｢もう知ってるから。あの人、無駄に勘が良すぎるんだよ｣
｢でも…｣
Ｔ｢確かめたいんだ。頼む｣
困る…けど、俺も知りたいし。
｢皆にもちゃーんと確認してよねぇ〜？｣
あーあ。
俺ってこう、良い性格だからさ←
こんなこと言っちゃうわけよ。
Ｔは喜んで帰っていったけど。
まぁいっかw。
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柊(プロフ) - 伊野尾 稀徠さん» ありがとうございます！これからも宜しくお願い致します！ (2017年12月18日 19時) (
レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾 稀徠 - とても面白いですこれからも頑張ってください (2017年12月18日 18時) (レス) id: 14c2650ddd (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 皆さん！作者の柊です！話の中に載せるにはあまりにもどーでもいいことなのでこちらに書きたいと思います。本日５日目にして順位が更新されたこと、恥ずかしながら嬉しく思います。これからも、どうか宜しくお願い致します！ (2017年12月17日 11時) (レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2017年12月12日 0時
