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知念side
宏太、伊野ちゃん、大貴、涼介。
この四人がいない中で、僕達は何の話をしていたでしょうか。
正解は、怪盗グレーでした！
高｢なぁ、最近盗み少なくね？｣
岡｢いいじゃん。そんだけＫの負担が軽くなるんだから｣
高｢そうだけどさ……｣
こんな話してたら通りすがったお巡りさんとかが話聞きに来そうだけど。
中｢Ｋの病気、大丈夫なのかな｣
八｢だって喘息だろ？｣
｢でも悪化はしてる｣
中｢だよね……ていうか侑李、どこで医療の勉強したの？｣
｢会長に……やれって｣
高｢そんなこと言われてんだな。頭いいってことか｣
岡｢Oh…｣
馬鹿は置いといて。←
｢どうするの？Ｋに、自分の情報を聞いておきたいって人、いるよね｣
これからはこいつがお前らの司令塔だ＿＿
お前らのことを調べられるのはこいつだけだ。大事にしろ＿＿
あんなこと言われてから随分と月日が経っているけど、現時点で調べてもらったのって多くてもＹとＯだけ。
僕は、知りたい。
自分のこと。
八｢俺は、聞く。知りてぇよ。俺は全て｣
中｢俺も。いつかは涼介達にもバレるんだし｣
高｢そうとなったら早く帰らないとな！｣
岡｢宏太は？｣
あ……。
八｢帰ってんだろ！｣
こうやって皆で１つの家に走っていくって、青春みたい。
思えば伊野ちゃんが転校してきてからの５ヶ月間は、前とは断然違った。
言ってみれば、もっと、こう……
｢楽しい、かも｣
横を走っていた圭人には聴こえていたみたいで。
岡｢俺も、今が一番生きてて楽しい｣
｢圭人のことは聞いてない｣
岡｢酷いなぁ…｣
ハァハァ言いながらも涼しい風が頬を撫でていく。
ていうかさ…
｢怪盗だったらもっと走るの速い筈じゃない！？｣
そんな叫びは、赤みを帯びた空に広がって消えた。
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柊(プロフ) - 伊野尾 稀徠さん» ありがとうございます！これからも宜しくお願い致します！ (2017年12月18日 19時) (
レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾 稀徠 - とても面白いですこれからも頑張ってください (2017年12月18日 18時) (レス) id: 14c2650ddd (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 皆さん！作者の柊です！話の中に載せるにはあまりにもどーでもいいことなのでこちらに書きたいと思います。本日５日目にして順位が更新されたこと、恥ずかしながら嬉しく思います。これからも、どうか宜しくお願い致します！ (2017年12月17日 11時) (レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2017年12月12日 0時
