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Ｔside
ニ｢次は？｣
Ｃ｢いつからあの研究所に？｣
ニ｢14年前かな。20歳までは君達と同じように、会長の駒になるように育てられた訳だけど……｣
忙しなく動いていた指先はゲーム機に止まった。
そして俺らを哀れむように見つめる先生。
その目線はいつしかＫに向けられていて。
ニ｢Ｋ。俺が初めて担当した子供は、Ｋだった。ごめん。あの時、助けられなくて｣
あの時？
ふと思った疑問は他も同様だったらしい。
Ｏ｢あの時って…いつですか？｣
ニ｢それは…
…３年前の連続誘拐事件。覚えてるよね｣
それって、俺らが会長によって１つの部屋に集められた日の事だよな。
Ｈ｢覚えてます、けど｣
ニ｢あの時Ｋは、i622という記号を付けられ、高値で取引されようとしていた｣
｢高値で取引って｣
Ｙ｢人身売買…｣
まさか人身売買の為に俺らを─
ニ｢君達が考えてること、合ってるよ。俺も人身売買目的で買われた。そして山田君。あの子も、有岡君も｣
Ｎ｢マジかよ…｣
全て、繋がってる？
ニ｢でも君達が研究所でＫに会ったのは、売られる直前。山田君と同室だったそいつは、山田君を逃がした｣
逃がしたってことは
本当は売られるところを、怪盗にならざるを得なかった。
そういうことだよな。
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柊(プロフ) - 伊野尾 稀徠さん» ありがとうございます！これからも宜しくお願い致します！ (2017年12月18日 19時) (
レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾 稀徠 - とても面白いですこれからも頑張ってください (2017年12月18日 18時) (レス) id: 14c2650ddd (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 皆さん！作者の柊です！話の中に載せるにはあまりにもどーでもいいことなのでこちらに書きたいと思います。本日５日目にして順位が更新されたこと、恥ずかしながら嬉しく思います。これからも、どうか宜しくお願い致します！ (2017年12月17日 11時) (レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2017年12月12日 0時
