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40、＊ ページ44
二宮side
相｢本当に大丈夫かよ｣
｢だいじょーぶだって。左利きだし｣
相｢そういう問題じゃねぇだろ？｣
俺の問題の右腕。
ま、あの後自分でも診たりしてだいぶ善くなりましたよ。
｢あの時はありがとね｣
相｢ほんとの事教えろよ。通り魔じゃねぇよな｣
通り魔にあったって言うことにしている。
｢後々言うからさ。あ、伊野尾君呼んできて｣
相｢自分の体は大切にしろよ｣
｢ほいほい｣
相葉君が保健室を出て行った後、見計らっていたように女生徒がやって来た。
女｢あ！二宮せんせー来たんだ！｣
女｢良かったー。心配してたんだよ？｣
｢ありがとね。ほら、文化祭の準備しなきゃだよ｣
女｢そういえばね！今王子達が女装してるの！｣
何やってんだか。
苦手な女子と話してるにも関わらず、思わず笑みが溢れてしまう。
伊｢もう女装してないからぁー｣
助け船登場。彼が助け船ってのもあれだな。
女｢え、伊野尾君！？｣
伊｢はい出てってー。俺達これから密会するから｣
｢伊野尾君、密会じゃない｣
女｢はーい。じゃあねせんせー｣
｢はいはい｣
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作者名：柊 | 作成日時：2017年11月18日 23時
