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Ｎside
Ｋの部屋へgo！
ってことでやって来ました、Ｋの部屋！
綺麗に整理整頓されてて…って、殆んど使われてない感じがする。
生活感が無いっていうか。
真っ白な壁紙に、真っ白なベットに、真っ白なパソコン。
Ｋって白好きなの？
今度聞こ♪
そうじゃなくて、今は任務の資料だったね。
どこかなぁー？
デスクの引き出しを探すけど、見つからない。
｢あれ？｣
Ｔ｢Ｎどーした？皆眠いとか言い出してるけど｣
｢無いんだよ｣
Ｔ｢ま、Ｋが帰ってきてからでも間に合いそうだけどな｣
｢パソコンかな？｣
まだ資料纏めてないとか。
いつも夜の10時から11時に帰ってきて、寝て、たぶんそこから資料に纏めてくれてる。
だから、まだパソコンで色々調べただけなんだろ。
Ｔ｢勝手に開くのかよ｣
｢パスワード掛かってて入れないと思うけどね｣
試しにやってみる。
電源をONにして起動を待つ。
ピロリン♪
あ、開いた。
パスワード、どうしよう。
諦めよう。
電源を切ろうとしたら、Ｔに手を止められた。
Ｔ｢これ、お前の目に反応してる｣
｢え？｣
俺の顔が画面に映し出され、目元に円く緑の印が表示される。
これ網膜認証なのかよ！
Ｔ｢すげぇー｣
｢怪盗グレーは皆、認証されるってこと？｣
Ｔ｢そういうことだよな｣
開いて初めに画面に表示されたのは、ある美術館の構造だった。
こりゃ、ハッキング専用ですね。
失礼いたしました。
Ｔ｢ちょっと代わって｣
｢いいけど、何で？｣
Ｔ｢これ気になる｣
ディスプレイの上部、ブックマークにもう一つＫが調べていたものがあった。
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作者名：柊 | 作成日時：2017年11月18日 23時
