青とフードⅣ (ページ17)

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はぁ。

誰も相手にしてくれないんだ。

誰も、俺の味方なんて。

伊｢いるじゃん、味方｣

｢え！伊野ちゃん、もしかして……｣

伊野ちゃんだけだったんだ、味方は……！

伊｢光だけど｣

八｢俺！？俺じゃねぇよ！俺はこんな奴とは｣

知｢同じでしょ。煩いし馬鹿だし直ぐ人に甘える｣

岡｢Oh....｣

知念の毒舌。

怖すぎる(゜_゜;)ﾌﾞﾙﾌﾞﾙｯ。

中｢とりあえず今日は、放課後バンドの事について話さないと｣

｢ごめん！今日は伊野ちゃんと行かなきゃいけないところが！｣

伊｢え？｣

待って、伊野ちゃんって昨日の記憶無い感じなの？

山｢そう……だったよな？｣

伊｢えっと……うん！忘れてた！｣

｢そゆことだから！｣

伊野ちゃんが嘘をついてることくらい気づくよ。

きっと、俺らのテンションに合わせてくれたんだよね。

昨日の電話は、伊野ちゃんだったんだよね？

知｢伊野ちゃんのピアノ聴きたかったな～｣

伊｢またこーんど！｣

知念、伊野ちゃんにメロメロだな笑。