青とフードⅢ (ページ9)

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26、記憶喪失ページ9

Ｋside

｢はよー｣

…。

俺が朝起きたら、なんか皆の様子が変。

ん？

俺なんかしたっけ。

ちょっと熱っぽいだけで、他に疚しいことなんて何一つないしー。

首を捻っているとＯが傍にとことことやって来た。

Ｏ｢Ｋ…昨日の夜のこと覚えてる？｣

｢ほぇ？｣

思い出そうとしても昨日の朝のことしか記憶にない。

Ｙ｢昨日は帰りが遅かったから、全員でＫのこと待ってたんだ。でも、Ｔがもしかしたらってことで部屋に入ったらＫが寝てて｣

ＹとＣはその時寝てたけどな。

Ｈがすかさずツッコミw。

｢俺…｣

記憶がごちゃ混ぜになってるぅー。

Ｎ｢思い、出せない？｣

｢えっと…｣

一番最近の記憶だと思うのがぁ…

顔がぼやけてて何がなんだか分からない。

それでもなんとか。

｢会長？｣

｢｢｢会長！？｣｣｣

Ｈ｢それ本当か！？やっぱり見立ては間違ってなかったか…｣

Ｈが警察気取り。

ウケる。

Ｃ｢最近仕事してないなー。作った薬品試したいのに｣

｢俺はパス！ていうか、俺寝る｣

Ｔ｢え、寝んの！？｣

｢なぁーんか熱っぽいだけだよ｣

もう既にふらふら状態笑。

自分の部屋に戻るための階段で、一段とばして落ちました！

テヘッ

｢いってぇー｣

頭抱えて唸ってます。←

Ｃ｢ちょっ、Ｋ！｣

｢頭いたーい｣

Ｃ｢僕運べない…そうだ！Ｙ！｣

Ｙ｢今痛そうな音したけどダイジョブか…ってＫ！｣

Ｙ気づくの遅すぎ！

そんなの言ってる場合じゃないから！

Ｃ｢とりあえずＫの部屋に運んで！｣

そうだそうだ！

Ｙ｢よいしょっと｣

おじいちゃんか！

Ｙ｢お前軽すぎだわw白米とトマトだけじゃなくてちゃんと栄養とらなきゃ｣

｢例えば…？｣

フード押さえながらだからもう腕が筋肉痛になりそーだよー。

Ｙ｢例えば…Ｃ｢肉！｣そう肉だ｣

付け足したなﾍﾍｯ。