34、点と点で ページ46
松本side
有｢捨てられた？薮と圭人が？｣
｢そうなんだよ。八乙女君は交通事故で親を亡くしてるし、高木君はたった一人のお母さんを通り魔にあって亡くしている｣
二人とも、言葉をなくしていた。
山｢そんなこと、聞いたことがなかった｣
櫻｢言いたくもならないだろうから、仕方がないよ｣
有｢じゃあ、後の３人は？｣
｢中島君、知念君、伊野尾君には事件前後もご両親がいた。でもある時、３家族とも同時に殺されている｣
これがまた皮肉なことに、この一件は丁度半年前から新出してきていた怪盗グレーの初の殺しだった。
山｢嘘……だろ｣
櫻｢中島君と知念君は学校に通うところを狙われたんだね。ところで、事件の前夜、君達はそれぞれのご両親が殺されている現場を目撃したんだよね？｣
櫻井はストレートに聞いてくるタイプだ。
それが嫌な人も多い。
本人は無自覚だが。
有｢そう……です、けど｣
｢ありがとう。辛いことを聞いてごめんね｣
山｢いえ。でも、光達も怪盗グレーに親を殺されたんじゃ｣
櫻｢あぁ、怪盗グレーに、と言うよりはその裏にいる会長という奴が仕組んだんだ｣
この話になってくると…暗くなるんだよね。
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柊(プロフ) - ありがとうございます！そう思っていただけると嬉しいです！ (2017年11月18日 13時) (
レス) id: f1b28b9ed0 (このIDを非表示/違反報告)
わんわん(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2017年11月18日 2時) (レス) id: f3d56e3360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 | 作成日時：2017年10月23日 21時
