8、ヒント ページ28
Kside
俺、今何処にいるんだかわかんないよー。
3日前、あいつと別れてからクロロホルムを嗅がされーの、起きたらここだったんだから。
まぁ、昼だけはちゃんと貰えてるよ。
朝と夕はその人の機嫌に因って変わってる。
一応状況報告しまーす!
まず後ろ手に手錠を掛けられていて、右足に鎖が。
そして基本、目隠しも着けてある。
ご飯の時と手洗いの時だけは全て外れるようになってる。
だから普通は〜逃げれるだろ、とか思うじゃん。
逃がさないようになのか、ご飯の回数が減ってるからさ。
今現在、気を失いそうな状態でーす。
更に会長のように暴行を受けているから、それが悪化してる。
どうしようかな。
寝たらもう天国行きそうな位だしさ。
地べたに寝転がるのもねぇ。
でもやっぱり、気になるのは仲間の存在。
そうそう。
言い忘れてたんだけど俺、絶賛脅され中でねー?
仲間についての情報をくれ、とか言ってくるんだよー。
言わないなら有岡大貴に俺の情報をバラす、とか話されたけど正直それ調べられるなら他の仲間のことも調べられるだろってゆーね。
?「おい、寝ようとしてんじゃねぇよ」
K「すみ、ません」
??「こいつ可愛い顔してっからいっそのこと売るか」
K「怪盗グレーを売りさばいても金にはならないと思いますけどー?」
?「なに調子乗ってんだ?」
何故か顎クイされたんですけどー。
無駄に握力強いし。
?「お前を必要としてるお方がいてな。場合に依っちゃ一億で買って戴けるそうだ」
こんなヤンキーみたいな奴が敬語ってキモいんですけどー。
なんか、もうどうにでもなれって感じでーす。
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作者名:柊 | 作成日時:2017年9月18日 15時