Poèmes d'amour (ページ45)

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Aside

やっとお仕事が終わって家に着いて今はもう11:15

これからご飯食べてお風呂入ったら日付超えちゃうな、って思いながら純也の顔見に行こうと寝室に向かう

セミダブルの2人で寝るにはちょっと狭いベッドで、純也はいつもみたいに寝ていた

ベッドの脇にしゃがんで純也の寝顔を見ていると昔私がまだ小さかった頃に父が言った言葉を思い出した

『寝顔が愛おしいと思える人と一緒になりなさい
無防備な顔でさえ愛おしいと思えるならそれは本物の愛だよ』

小さかった私にはよく分からなかったけど、純也と付き合った今なら分かる

純也のこの赤ちゃんみたいに口を開けている寝顔がたまらなく愛おしい
ずっとこの寝顔を隣で見ていていたいと思う

起こしちゃうかなって思ったけど、純也に触れていたくてほっぺをぷにぷにと触った

純也｢……A？｣

『ごめん起こしちゃった』

純也｢へーき、おかえり｣

『んふっ、ただいま』

当たり前のようにおかえりって言ってくれるのがすごく嬉しくなって普段はあまりしないけど、

ﾁｭｯ

私から純也にキスをしたけど照れくさくなって

『ご飯食べてくるね』

立ち上がってリビングに向かおうとすると、

純也｢まって俺も行く｣

ベッドから出て私の手を繋いできた

ご飯の準備をして椅子に座ると純也も目の前に座ってきて私がご飯を食べるのをじっと見つめてきた

『ﾓｸﾞﾓｸﾞねぇ、食べにくいんだけど』

純也｢いいから早く食べて｣

何故か急かしてくる純也を不思議に思ったが大人しく従っていつもより早めに食べたて早めにシャワーを浴びた

現在時刻は11:58

さっきから純也がずっとソワソワしている

『さっきから何？笑』

純也｢A、スマホの電源切って｣

急にそんなこと言い出されてチョットびっくりしたけどちゃんとスマホの電源を切った

『んでどうしたの？』

純也｢あとちょっと待って｣

ずっと時計と睨めっこしてて寂しいなって思ったらベットに向かおうとしたら

ｷﾞｭｯ

正面から抱きしめられて

純也｢A、誕生日おめでとう
26歳のAも愛してる｣

そうだ誕生日だ私

『ありがとう、私もどこにいても純也のこと世界一愛してるよ』

ﾁｭｯ

純也｢明日Aが朝から仕事なの知ってるけど今日くらい許してね｣

純也はそう言って私をお姫様抱っこでベットまで運んだ