Poèmes d'amour (ページ41)

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純也side

『私のことなんて気にしないで行っておいで

私がアイドルやるってなった時1番に応援してくれたのは純也だった

会わないで居てくれたり、連絡先も消してくれたり、同級生に個人情報流さないように声掛けてくれたり

だから今度は私が純也のことを誰よりも応援する番
海外で1人で寂しい時はこっちが何時だろうと電話するし、歌ってって言われたら声が枯れるまで歌う

もしも離れてほしいって言われたら離れるよ』

純也｢離れてほしいなんて思うわけないからそんなこと言うなよ｣

Aは俺の肩に頭を預け、俺の手を握りながらそう話した

小さい時からAは俺の事を誰よりも応援してくれた

俺のサポーター第一号はAだ

Aと話したら少しだけ心にあった不安がすっとどこかに飛んで行った気がした

『ついに純也のサッカーが世界レベルになるのか〜
感慨深いね』

しみじみとAはそう言った

俺もそう思う。小中高どの時代でもトップチームにいなかった俺が海外に移籍するなんて過去の俺が聞いたらどう思うのかな

俺が過去に思いを馳せていると急にAが座っている俺の膝に乗って抱きしめてきた

『早くみんなに自慢したい

どうだこれが私のイケメンな彼氏の伊東純也だぞって』

なんてかわいいんだ、俺の彼女は

さっき短いキスで終わらせたから俺もう我慢出来ないわ

俺はAの頬を包み込むように両手を添えて、唇をAの唇に重ねた

ﾁｭｯ…

……ｸﾁｭ…ﾁｭ

短いキスから徐々に深くしていく

『………んぅ、、はぁ』

徐々にAの息が荒くなってきたから唇を離し、A目を見るとトロンとした目で俺を見つめ返してきた

純也｢……Aに選ばせてあげる｣

純也｢このままここでスるか、ベッドでスるか｣

俺がそう言うと赤くなった顔を更に赤くして

『………ッド…がいぃ』

恥ずかしいのかボソボソ言う

まあなんとなくは分かるけど今の俺は意地悪をしたい気分

純也｢え？なんて言ったの？

もう1回言ってよ｣

『……意地悪っ』

純也｢ほら、言って｣

『ベッドがいい……』

純也｢よく出来ました｣

俺はAをお姫様抱っこして寝室に運んだ

優しくAを押し倒して俺たちはベッドの波に飲み込まれていった