Poèmes d'amour (ページ39)

今日:57 hit、昨日:42 hit、合計:42,827 hit

・ページ39

Aside

ミーティングが終わって家に帰ってきた

作り置きしてるおかずでご飯を食べて、お風呂にも入っちゃってあとはもう寝るだけの状態だ

今の時間は21:30

純也と約束している電話の時間は21:45

まだちょっとだけ時間があるからゴロゴロしながら台本を読んでいるとあっという間に時間になった

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ、ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

純也｢もしもーし｣

『もしもし、ごめんね忙しいでしょ？』

純也｢俺よりAの方が忙しいんだから、それに声疲れてるよ？なんかあったんでしょ｣

この人はどんだけ私を好きにさせたら気が済むんだろうか

『怒らないで聞いてよ？』

純也｢何？浮気？笑｣

『違うというか違くないというか、、、、、』

『竹内くんと熱愛報道撮られた、記事も出るらしい』

純也｢え？！俺じゃなくて？｣

『この前さブラックペアンのキャストの人たちとご飯会あるって言ったじゃん？

それの帰り際に私と竹内くんが隣になった写真をいいように切り取られて記事にされたそうです』

純也｢マジで？どんだけAのスキャンダル撮りたいの？｣

『もちろん、事務所から完全否定の文書を出すし、SNSにその時の写真とかあげてるから大事にはならないと思う』

純也｢写真ってどんな感じ？親密な感じに撮られちゃったの？｣

『全然親密じゃないよ!むしろこれでよく熱愛って書けるなってくらいの写真』

『あと、相談があるんだけどさ』

純也｢どうした？｣

『そろそろ公表しない？』

付き合ってからたくさん純也に我慢させてしまった

2人で出かけることはあっても手は繋げないし恋人同士で行くような場所に行ったこともない

それなのに純也じゃない人と撮られてしまった

もちろん自分の口からファンの皆さんに言いたい気持ちはあるけど、1番は純也に我慢させたくないっていうのが大きい

純也｢Aはいいの？俺はいいよ、てか普通に公表したいんだけど｣

『純也のサポーターの方達は大丈夫そう？』

純也｢別に俺アイドルじゃないし、柏のサポーターは大丈夫だと思うよ

それにAは俺のだぞって世間にちゃんと知らしめてやりたい｣

サラっとこういうこと言っちゃうんだから今までいろんな女子を虜にしてきたんだろうな

ほんとに底なしの沼だ