嫉妬? ページ33
Aside
今日は純也がオフだから家に来ている
けど、なんかずっと機嫌が悪い
純也が機嫌の悪い時はほっとくと拗ねる
けどその拗ねた姿が可愛いから今日はほっといてみようと思う笑
年末の時に寂しい思いをさせちゃったことを反省して最近はあんまり純也の前で仕事の資料を広げないようにしている
けど今日はあえて純也の目の前でドラマの台本を読んでやる笑
純也「ねぇ、そのドラマ恋愛?」
『ひみつー』
純也「キスシーンある?」
『ひみつー』
何を聞いてもひみつーとしか言わない私に何を思ったのか、台本を読んでる私の膝に頭を乗せて私のお腹に腕を回した
『どけて?』
純也「嫌だ」
『なんで?』
純也「なんでも」
『素直に言ってくれないとわかんないよ』
純也「……っと……た」
ボソボソとなにか言ったが声が小さすぎて聞き取れなかった
『え?もう1回言って』
純也「だから嫉妬したんだって!」
純也はそう言い放った
私のお腹に顔をうずめてるから分からないけど、耳が赤くなっているからきっと照れているんだろう
愛おしさが込み上げてきて
『何に対して嫉妬してんの?』
と上になってる方のほっぺをぷにぷにしながら聞くと
純也「雑誌読んだ、、俺黒髪でもなければマッシュでもない
それに、カワイイ系でもないしAのことちゃん付けで呼んでない」
『あくまでタイプの話ね?笑
私が好きな人は純也なの、純也がどんな髪型でも好きだよ?
あと、知らないかもしれないけど私の事Aって呼び捨てで呼ぶ男の人純也だけだよ?』
そう言うと体を起こしてルンルンとゲームを取りに行った
いつもはツンツンしている純也の可愛い姿を見れるのは私の特権だ
198人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ann | 作成日時:2024年2月17日 22時