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純也「俺さ、急に不安になったんだよ

頑張れてんのかなって、前に進めてんのかなって



この前言われたんだよ、伊東純也は速いだけって

さすがの俺でも堪えたよね笑



いつまで経っても代表に選んで貰えないし、

久しぶりにサッカーと向き合うのがしんどくなった



けどさっきの歌聴いてもう1回前向けそうだわ」






私は純也の背中をトントンとさすりながら話を聞いていた




純也「Aも魔法使いだな」




『純也限定のね笑』




私がそう言うと純也は抱きしめる力を弱めて私の顔を見た




純也「真似すんなよ」



『先に真似したのそっちじゃん』


なんて言い合ってたらどちらかともなく


『「ふはっ笑」』


と吹き出した




純也「やっぱ好きだわ〜ボソッ」


『ぇ、、、』


純也が突然そう言ったからびっくりして頭が真っ白になった



純也「やべっ、口に出てた?」



『うん、、、』




どうすればいいか戸惑ってると



純也が真剣な目をして



純也「俺、Aのこと好き


Aがいるから頑張れる


だから、、、、





俺と付き合ってほしい」



私も純也が好き、だけど私なんかでいいのかなっ思ってしまう



『ほんとに?私でいいの?


もっと可愛い人はいくらでもいるし、他のサッカー選手のパートナーの方みたいにずっと隣にいられない


すぐ泣くし、きっと純也に迷惑ばっかりかける




それでもいいの?』





純也「そんな難しいことどうでもいいんだけど、



それに泣き虫なのはずっと知ってるし、俺の方が今まで迷惑かけてきた



Aはどう思ってんの、俺の事」





そんなの、、、、、決まってる






『好き、、、だよ』




ギュッ






また強く抱きしめられた








純也「それでいいの



物理的に近くにいれなくたって全然平気

だって5年もあの状態を耐えたからね


どんなに遠くからでもAが頑張ってる姿を見るだけで俺は強くなれる」



『私もそう

純也がサッカーしてる姿が1番の支えだよ』




純也「それでいいじゃん

周りのカップルがどうとかそんなのどうでもいい



だから俺と付き合って」




『、、、、、はい』





こうして私と純也は付き合い始めた

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作者名:ann | 作成日時:2024年2月17日 22時

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