恋バナ? ページ22
Aside
真夏の全国ツアーが始まり、私の3期生の先生役は終了した
気づけばあっとゆう間にもう8月に入っていた
今日は『失恋ショコラティエ』で共演した石原さとみちゃんとお家で飲む
2,3ヶ月に1回どちらかのお家で開催するこの女子会
私が休養に入ってからはさとみちゃんの優しさで元気になるまで待っていてくれた
さとみちゃんの方が私より6歳年上だし、芸歴でも先輩だけど本当のお姉ちゃんのような存在だ
石原「Aも乃木坂卒業したわけじゃんか〜、じゃあ恋バナも解禁だね」
『私に恋バナなんてあると思います?』
石原「ほら、幼なじみの伊東くんよ」
ドキッ
最近純也の話題を振られたり、ニュースとかで見たりするとドキッとしてしまう
『べ、別に純也とはなんにもないですよ、ただの幼馴染です』
石原「おぉ、動揺しちゃって可愛いなぁ
ほんとはちょっと心当たりあるんでしょ?
お姉さんに話してみなさい!」
『実はですね、、、、』
私はさとみちゃんに卒コンの時に純也に言われたこと、
年始に抱き締められたこと、手を繋がれたこと、
そして、その行動全てにドキッとしてしまうことを話した
『小さい時とかも普通に手繋いだりハグしたりしてたけど、久しぶりに会って大人になってる純也にされたらなんかいつもと違う感じがしちゃって、、、』
全部話すと、さとみちゃんはニヤニヤしながら私を見つめてた
石原「よく聞きなA、それは恋だよ」
これが恋、、、、、?
私が純也に、、、?
そう認識してしまうと一気に恥ずかしさが込み上げてきた
石原「自覚しちゃったか?顔真っ赤だよ?笑」
『うぅぅぅ、さとみちゃ〜んどうすればいいの?』
石原「今度いつ会うの?」
『会うって訳じゃないけど19日に大阪の乃木坂のライブに行くついでに試合見に行きます』
石原「誰と一緒に行くの?」
『マネージャーさんと』
石原「なるほどねぇ笑」
一昨日電話した時に純也から乃木坂のライブのついでに試合見に来ないかと誘ってもらった
それがすごい嬉しかったけど誘われた時は恋心を自覚してないから、自覚した今めちゃくちゃドキドキする
『プロになって初めて直接試合見に行くから、、』
石原「また惚れちゃうんじゃない?笑」
『さとみちゃん楽しんでるでしょ』
石原「まあまあ、可愛い妹の恋愛ですから?」
その後0時頃まで飲んで解散になった
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作者名:ann | 作成日時:2024年2月17日 22時