Poèmes d'amour (ページ21)

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Aside

『今日から全ツまで皆の指導を任されました。伊藤Aです。よろしくお願いします！』

｢｢｢よろしくお願いします！｣｣｣

ついに3期生に向けてのレッスンが始まった
私のやるべきことは乃木坂らしさをみんなに伝えること

そのために今日やるべきことは、、

『よしっ、今日は皆と仲良くなりたいからダンスレッスンはしません！みんな輪になって座って〜』

みんな驚いた顔してるなぁ笑
かわいい、、、、

『私の事は好きなように呼んでほしいな。さん付けだけはNGで笑』

もう私は乃木坂のメンバーじゃないからフラットな感じでみんなに接して欲しかった

『私まだ皆のことよく知らないから自己紹介して！

誰から行こうかな？

年齢順とかあいうえお順とかもう飽きるくらいやったよね？

じゃあ、身長高い順から行こう！！

てなると梅澤ちゃんからかな？』

みんな各々の自己紹介をしてくれている。
初々しくてめちゃくちゃかわいい！

私にもこんな時代あったなぁ、、、笑

自己紹介も終わって、みんなといろんなことを話した

乃木坂に入ったきっかけ、推しメン、好きな曲、仲良くなった先輩メンバー、怖いスタッフさん

最初はみんな緊張してたけど、徐々に打ち解けていったと思う

『今日はここまでにしよっか！
明日からはダンスレッスン始めます。

しっかり休んでまた明日よろしくね！

じゃあ解散！！』

私の初めてのレッスンが終わった

めっちゃ緊張したぁー

今野｢おつかれさん、どうだった新米3期生は？｣

『まだまだ技術は全然伴ってないですけど、あれはいつか大化けしますよ、楽しみですね』

今野｢そうか、みっちり指導してやってくれ｣

今野｢それはさておき、伊東くんとはどうなんだ？ﾆﾔ｣

『えっ！』

まさか今野さんにその話をされるとは

『毎日夜電話するくらいですね、けどどうして急』

今野｢伊東くんの前にいるAの顔見て色々思ってさ。

Aはもうアイドルじゃない、だから自分の気持ちに素直になりなさい

Aは誰よりも真面目にこの仕事と向き合って人を笑顔にしてきたんだから、自分の幸せを求めていいんだからな｣

今野さんがなんで急に私にこんなことを言ってきたかよくわかんないけど、心にストンと沁みて行った気がした