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NOside
『私がうつ病になったのって、母親が原因なんだよね
大学卒業間際に急に実家に来たの
たまたま私が実家に帰っててさ、会っちゃったんだよね』
純也「え、、まじで」
『うん、それでなんて言われたと思う?
あんた金持ってんでしょ?貸してよ
ふざけんなって話だよね笑、自分が散々バカにした夢叶えて毎日っ、、、必死に歌って踊ってんのにっ、、、
お金稼ぎ始めたら掌返しだよ』
ギュッ
純也「もういい、なんにも言わなくていいから」
『あんなやつのせいでアイドルやめたくなかったっ、』
純也「そうだよな、ごめんな気付けなくて」
『純也はなんも悪くないから』
純也「これからはAのことちゃんと守るから」
『私、、純也がいたからアイドル頑張れたよ。
純也がいなかったら途中で投げ出してた。
私を応援するために連絡先まで消してくれてありがとう
それに、同級生達に私の個人情報守るように言って回ってくれたんでしょ?もう守ってもらってるよ』
純也「なんかあったらいつでも連絡して、試合あるとか考えなくていいから」
『それは申し訳ないよ』
純也「じゃあ、Aが連絡してきた分俺に歌ってよ」
『それなら、、、いいよ』
純也「とりあえず今日の分もうちょい歌ってよ、
次はAが歌いたいやつ」
『じゃあ羽根の記憶歌うわ』
『♬.*゚ 想像してみた 10年後の自分
どこにいるのだろう?
何しているのだろう?
その頃 ちゃんと
しあわせなのかな?
君と一緒にいて
笑っていられたらいい
いつもの道 木漏れ日の街路樹
景色だけは きっと変わらない
考えてみた 僕たちの未来
夢は叶っているか?
あきらめてはいないか?
その時 2人 友達のままで
冗談 言いながら
生きていられたらいい
空は飛ぶためにある
見上げるためじゃない
軽やかに飛んでいる鳥を見て思う
今 僕にできること自分の背中には
使ってない羽根がある記憶を
信じること』
純也「この歌俺たちみたいだな」
『だよね!この歌歌う時はいっつも純也のこと思い浮かべながら歌ってた』
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作者名:ann | 作成日時:2024年2月17日 22時