検索窓
今日:38 hit、昨日:42 hit、合計:42,808 hit

帰省 ページ12

Aside



紅白歌合戦も終え、本当に私の乃木坂46としての活動を終えた。



そして今、実家に帰ってきた。



『ただいまぁー』




父「おかえりなさい。あけましておめでとう!」


『あけましておめでとう!』


父「いつまで居れるの?」


『1月いっぱいは居るつもり。ちゃんとご飯作るからいいでしょ?』


父「いいに決まってるじゃん。じゃあ飲むか?」


『飲む!』




私が実家に帰ってきて1番にすることは父と飲むことだ。



いい感じに酔いが回ってきた頃、




父「卒業したってことは恋愛は解禁か」



なんて言い出した。



『そうだけど、相手いないしね』


父「純也は?」


『はぁ?何言ってんの。純也は幼馴染。好きになるとかないし。』


父「ふぅん、、。」




ピンポーン



『誰こんな時間にー』


現在時刻は深夜2:30



『はーい』



ガチャッ




純也「あけおめ〜」




『純也か、あけおめ。今飲んでるんだけど、純也も一緒に飲む?』


純也「いいの?じゃあ飲もっかな」





純也「お邪魔しまーす」


父「おぉー純也か、あけましておめでとう!」


純也「あけましておめでとう。今年もよろしくっす」


父「ほらー飲め飲め!」


『お父さん、もう酔ってるでしょ、、急に寝始めたし、』


純也「Aって酒強いの?」


『強くはないけど弱くもないって感じ』


純也「いつまで実家いんの?」


『お父さんには1月いっぱいって言ったんだけど、本当はもっといたいんだよね。1人でいると色々考えちゃうから』


純也「病院の先生にはなんて言われたの?」


『鬱だって』


純也「そっか、、、、」



無言の時間が続いた。


開いた窓から吹き込む冷たい風が心地よかった。

・→←Twitter



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
198人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ann | 作成日時:2024年2月17日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。