検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:4,070 hit

13話 ページ15

主人公side

久しぶりにここに来たんだ

お姉ちゃんに挨拶しとかなきゃ


お姉ちゃんのお墓は竹やぶの近くにある

家を中心に言うと



お墓 竹やぶ


_________
│ 家 │

みたいな感じ

まぁ、家の裏かな


お墓についた

お墓って言ってもただ石が立ててあるだけだけど

お墓の前に立って、しゃがもうと、重心を下にした時

「誰だお前」



竹やぶの中から男が3人出てきた

まだいたのか


ザッザッザッ


がに股で近づいてくる男達

はっきり言ってすきがありすぎだ




「あん?んだよこの石」


ゲシッ

主「!!」


男は俺に近づいてくる途中の立ててある石が邪魔に思い石を蹴った



ピリッ



俺の中の何かが切れかかっている

男達は俺を見下ろして言った

「おいおい、隙だらけじゃねーか」

はぁ

「刀は飾りですか?」


はぁ、はぁ


ドンッ

俺の肩を手で押して

「ひょろひょろじゃねぇか!」

「「「ぎゃはははは!!!」」」

と、下品に笑う男達

やばい

体制を崩して、後ろに倒れかけた所に

宗「A!

大丈夫!?」

宗次郎が支えてくれた


主「はぁ、はぁ、はぁ、」

心臓の鼓動が早くなる

それを抑えようと前かがみになり、心臓のある部分をおさえる

宗次郎が背中に手を置いてくれている

こんな宗次郎初めてだな

でも

今は

苦しい









抑えろ

ここでキレたら

自分を制御できなくなる


……………………………………………………………………

宗次郎side

Aが突然苦しみだした

息がすごく荒い

心臓を抑えて汗をとてもかいている

宗「A!A!」

主「はぁ、はぁ、はぁ」

何度呼びかけても答えない

ど、どうしよう







「あぁ?何苦しんでんだよ」

「女みてーな顔して

それに名前がAだなんておんなじゃねえーか!!!」

「女男!」

苦しんでるのをお構い無しにAに罵声を浴びせる男達

なんだか心臓がこう、言い表せないけど、ムカムカする

僕は感情がないはずなのに









それから、何度も男達はAに暴言を吐いた


けど




「お前や、お前の家族は弱くて、俺たちみたいな強者にただ泣きつくことしかできねぇんだよ!!!!


この









弱虫が」


主「!」

過呼吸が止まった

宗「......A?」

14話→←12話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:宗次郎 , 志々雄 , 男装
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杏由利 | 作成日時:2018年4月3日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。