13話 ページ15
主人公side
久しぶりにここに来たんだ
お姉ちゃんに挨拶しとかなきゃ
お姉ちゃんのお墓は竹やぶの近くにある
家を中心に言うと
お墓 竹やぶ
_________
│ 家 │
みたいな感じ
まぁ、家の裏かな
お墓についた
お墓って言ってもただ石が立ててあるだけだけど
お墓の前に立って、しゃがもうと、重心を下にした時
「誰だお前」
!
竹やぶの中から男が3人出てきた
まだいたのか
ザッザッザッ
がに股で近づいてくる男達
はっきり言ってすきがありすぎだ
「あん?んだよこの石」
ゲシッ
主「!!」
男は俺に近づいてくる途中の立ててある石が邪魔に思い石を蹴った
ピリッ
俺の中の何かが切れかかっている
男達は俺を見下ろして言った
「おいおい、隙だらけじゃねーか」
はぁ
「刀は飾りですか?」
はぁ、はぁ
ドンッ
俺の肩を手で押して
「ひょろひょろじゃねぇか!」
「「「ぎゃはははは!!!」」」
と、下品に笑う男達
やばい
体制を崩して、後ろに倒れかけた所に
宗「A!
大丈夫!?」
宗次郎が支えてくれた
主「はぁ、はぁ、はぁ、」
心臓の鼓動が早くなる
それを抑えようと前かがみになり、心臓のある部分をおさえる
宗次郎が背中に手を置いてくれている
こんな宗次郎初めてだな
でも
今は
苦しい
抑えろ
ここでキレたら
自分を制御できなくなる
……………………………………………………………………
宗次郎side
Aが突然苦しみだした
息がすごく荒い
心臓を抑えて汗をとてもかいている
宗「A!A!」
主「はぁ、はぁ、はぁ」
何度呼びかけても答えない
ど、どうしよう
「あぁ?何苦しんでんだよ」
「女みてーな顔して
それに名前がAだなんておんなじゃねえーか!!!」
「女男!」
苦しんでるのをお構い無しにAに罵声を浴びせる男達
なんだか心臓がこう、言い表せないけど、ムカムカする
僕は感情がないはずなのに
それから、何度も男達はAに暴言を吐いた
けど
「お前や、お前の家族は弱くて、俺たちみたいな強者にただ泣きつくことしかできねぇんだよ!!!!
この
弱虫が」
主「!」
過呼吸が止まった
宗「......A?」
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作者名:杏由利 | 作成日時:2018年4月3日 12時