ドS警官様 (ページ16)

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苦しみページ16

YJside

ヨングクヒョンはAの手を握ると
Aは泣き出した

YG「A、俺はどこも行かないから」

「オッパはどこ・・・オッパァ～・・・」

YG「オッパはきっと見つかるから」

「オディッソヨ～・・・っ・・・オディッソヨ～」

Aは手を空中に伸ばして
苦しそうにしていた

「オッパぁ～」

YG「A、俺がいるだろ・・・」

「行かないでぇ・・・」

YG「どこにもいかない！約束するから！」

ヨングクヒョンは
泣きながらAを抱きしめていた

HC「Aちゃん、頭冷やしておこうか」

JO「ゼリーも持って来たからね」

俺の服の裾をギュッと握ったA

「オッパ・・・帰ってくるよね」

YJ「っうん」

「よか・・ｔ」

そういうと
寝息が聞こえてきた

IM「寝た・・・？」

JY「なんか、すごく苦しそうだった」

ヨングクヒョンは
Aの頭を撫でた

YG「・・・？この手の傷は？」

KH「あぁ、昨日女の人とけんかしてて」

YG「喧嘩？Aがか？」

KH「なんか、オッパはどことか、イラン君は私のもの！みたいな」

MH「そのときにカッターを出されて掴んでたんです」

Aの手を見ると
綺麗に線ができていて
腫れていた

YG「あの女はまだイランに・・・」

DH「ヒョン、そろそろ話してくれてもいいんじゃない？」

デヒョナを見ると
悲しそうな顔をして

DH「俺、Aが苦しんでるの見たくない」

YG「・・・」

Aから全員離れようとすると

KH「っ」

Aがキヒョンの手を掴んだ

YG「一緒にいてやってくれ」

俺たちは
リビングへ行った

YG「Aは・・・小学3年の時に両親が殺された。Aの父親は普通の教師で母親が俺のおばで
　若いころはモデルとして活躍してたらしい」

HC「・・・」

YG「雨の日だったな。Aから電話が来て俺たちはAたちの家に向かった。そこには、
　 Aとイランが小さくなって隠れていてAは全身血まみれだった」

WH「イランって？」

YG「お前らが見たと思う背の高い顔の整った男。Aの弟だ」

ヨングクヒョンは
一息つくと

YG「Aたちにはもう1人兄貴がいた。その兄貴は犯人に連れていかれたそうだ。Aとイランは
　その兄貴をずっと探してる」

ZL「その日からってこと？」

YG「ずっとだ・・・何度かAは命を絶とうとしたけど、イランがいたからできなかった」

JY「そんなkっ・・・」

俺たちは涙を流した