手当て ページ11
夜に家に帰って
アルムが作り過ぎたおかずを
隣とキヒョナのところに持っていくことになった
インターホンを押すと
今日の女みたいなやつが出てきた
JH「・・・なに」
「あんたんとこの末っ子だしてくんない？」
JH「なんで」
「ﾁｯ・・・いちいち煩いんだけど。早くして」
そういうと
舌打ちしながらも
泣いてたやつを出した
DN「Aヌナ！」
「これ、おかずと・・・あげる」
末っ子の手を掴んで
飴玉を上げた
DN「いいんですか・・・？」
「ん・・・だから、もう今日のことは忘れれば？」
DN「っはい！」
隣の家から離れて
その隣へ行くと
キヒョナが玄関に寄りかかっていた
KH「珍しいこともあるもんだな」
「キヒョナ・・・心臓に悪い」
KH「人をお化けみたいに言うなkkkk」
キヒョナはドアを開けると
私の手を掴んで
玄関に座らせた
ズボンを捲ると
包帯と消毒液を出した
KH「染みるよ〜」
「は？」
そういうと
傷のところを消毒しだした
KH「包帯、そろそろ変えるころだろうと思って」
「あぁ・・・」
丁寧にまかれていく包帯を
じっと見ていると
WH「あ、Aちゃん」
「・・・」
WH「ねぇ、AちゃんってB.A.P先輩と仲いいの？」
いきなりだな
「まあ」
KH「あ〜そうだね。今日絡んでるの見てびっくりした」
「そ？別に従兄妹がいるから」
KH,WH「は？」
ん？
KH「え、誰と従兄なの」
「ヨングク」
WH,KH「まじか」
「だからメンバーとは結構前から仲いい」
KH「そういやAって家族どんなんなの？」
どんなんなのってなんだよkkk
「弟が1人いる。99Lineだけど1人暮らししてる」
KH「え、学校とかは？」
「こっちで仕送りしてんの。学費は私が出してる」
WH「両親は？」
私は包帯を見たまま
答えた
「当の昔に死んだ。どっちも」
WH「ごめん・・・」
「別に？なんで謝んのkkk」
そういって
キヒョナにおかずを渡した
「私は結構・・・死んでくれてせいせいしてるかもね」
KH「・・・え？」
玄関を出て
家に帰ると
アルムが報告書を書いていた
AM「遅かったね」
「キヒョナが包帯変えてくれた」
AM「あ、本当？風呂入った後で良かったね」
「うん。ほんと、タイミングが良かったわ」
ソファーに寝転がった
AM「そういやもう少しで弟君来る日じゃん」
「うん」
AM「チャニ君が弟に見えた？」
「・・・うん」
AM「だろうと思った。珍しく大事な飴まで持ってってるし」
「きも」←
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作者名：あんぱん | 作成日時：2017年7月13日 2時
