モンスターマンネ (ページ25)

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マンネの本気ページ25

SNside

マンネがいきなりベランダで
泣き崩れてから
テレビの前に集まるマンネ大好きな男たち←

HW「大丈夫かな・・・」

WH「あんなに泣いてるの初めてかもしれない」

IM「ごめんって誰に対して何だろ・・・」

すると、Mカが始まって
Aの出番が来た

Aは泣きやんでるようで
いつも通りだった

MC「クェムルさん！新曲のイメージを教えてください！」

「はい。この曲は亡くなったお母さんに今まで起きたことをごめんねと言いながら伝える曲です」

MC「MVも今では再生回数が1億こしたそうですね！」

「ありがとうございます。ペンの皆さん愛してるよ」

FA「ギャーーーーーーーーーー！！！！！」

MC「黒髪になりましたが似合ってますね！」

「ジョングクが提案してくれたので先ほど染めました」

MC「とても素敵ですhhでは、歌っていただきましょう！クェムルさんで『ミアネ、オンマ』！」

Aは白いワンピースで
裸足だった

ねぇオンマごめんね
ねぇオンマ私は家族がいないの

歌を聞かせるって
歌いを見せるって
約束したのに旅立つあなたを
見守りもできなかった憎い自分を

ただただ殺すことしかできなかった

ねぇオンマ、体が痛い
ねぇオンマ、父が怖いんだ

優しかった父は離れ
兄も離れて行った
父は壊れ私も壊れる

I'm so sorry My mother

もう耐えられない
この地獄から抜け出したいのに
体が動かない

今ではもう救いのあなたの声も聴けないんです

曲が止まると
涙を流す観客が映された
俺たちも泣いている

友を亡くして愛も亡くした
1人の少女は怪物となった

母の約束を抱いて
舞台に立って仲間を失いながら
いばらの道を進んでいった

最後に残ったのは
母の約束じゃなく仲間だった
見守るように旅立つ母に怪物は聞く

「音楽を届けれたか」と
優しい声は言う
「十分に届いた」と

誰かが傷つくより
自分が傷つく方がいいだろ
苦しみを与えるより与えられたがいいだろ

強くなるために
音楽を届ける
弱くなるために詞を書く

それが怪物の運命なんだ

IM「っ・・・」

JH「ふっ・・・」

まるで自分のことを言ってるかのように
とても速いラップで力強く言った

MVでは静かにしていたラップを
とても力強くした・・・

感情が入っているようだった

ステージが終わるころには
涙が止まらなくなっていた

マンネの本気が見れた気がした