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引き出しじゃなくクローゼット ページ5
必要な物は向こうにあるらしく
俺は必要最低限の物を持って
こんのすけを抱きかかえると
クローゼットを開けるよう言われて開く
と
かのネコ型ロボットの時代を行き来する
あの空間みたいなのが広がっていた。
アレは机の引き出しだけど
もう喋る狐のこんのすけがいるから
何あってももう驚かねえけどなー。
なんて思いながら俺らはその中に入る。
ごめん、前言撤回させて。
今すごく驚いてる。
ゲートを抜けた目の前に広がっていたのは
「ｴｯ…めっちゃ豪邸…」
建物も庭もすごく広い
日本家屋の豪邸だった。
「今日からここがA様と刀剣男士たちの拠点…
�猖楷櫚瓩砲覆蠅泙�!!」
「広いな!!すげえ!!」
「刀剣男士が多くなると予想しての広さです。
60振前後、刀剣男士はおりますからね」
「マジか！」
「とりあえず、中に入りましょう！
役人が待っております！」
こんのすけとそんな会話をしながら中に入る
と
「お待ちしてました。山城 Aくん。」
スーツを着た若い男性が玄関で待っていた。
「あ、はい。山城 Aです。」
俺は会釈する。
「私は役人の
立ちながらもなんですから
中に入って話しましょう。」
夜月さんは微笑んで俺に上がるよう促す。
偏見だけど役人って言うから怖い人かと思ってたら
……めっちゃいい人そう…
俺たちは応接間のような場所まで移動した。
このクソ広い本丸の間取り覚えないとな…
・
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作者名：杏仁 | 作成日時：2018年2月9日 23時
