ライオン婚約者とウサギ後輩と、【BTS】

『29』 ページ29

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ガチャとドアが開くと、ナムジュナがお盆にココアを置いて３つ持ってきてくれた。
ホソクは私の隣にある椅子に腰掛けている。

この２人は私の小さい頃からの幼馴染で今でも仲が良い。
テヒョンの浮気を知っているのはこの２人だけだ。





「大丈夫か？」
「ごめんね、２人とも来て貰っちゃって」
「良いんだよ！元々会う予定だったし」
「仕事あったんでしょ？良いよ、帰って」





そう言うとホソクにデコピンされた。地味にいたくて、両手でおでこを押さえた。
あぁ、ジンジンする……。






「俺らが会いたくて来たんだよ！！」
「僕らのことは気にしなくて良いから、Aはゆっくりするんだぞ」
「もー大丈夫だって……でも、ありがとう」
「うわ、Aがデレた！！」
「うるさいホソク」
「ホビホビ〜！！！」
「……なんでこんなホソク元気なの」
「いつものことじゃないか？」
「確かに……」
「俺、Aよりも年上だよ！？
93lineなのに凄い言うじゃん！！」
「ホソクだからね笑」
「ひどい！！笑」
「はいはい、Aもホソガもうるさいから。
お前がうるさくしてたらAはいつまで経っても寝れないし、Aがうるさくしてたらホソガは静かにしないよ」




２人して納得し静かにすると、ナムジュナは満足げに頷いていた。




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