『23』 ページ23
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「…先輩、どこまで連れてく気ですか」
「うわぁ、ごめん!」
「良いですよこのまま一緒にサボりましょう?
2人で抜け出しましょうよ」
「馬鹿なこと言わないの。
私達が…ジョングクが抜けたら部長も私も困るんだからね」
そう言うとジョングクは不満そうに唇を尖らせた。
「戻るよ、ジョングク」
「ちょっと、もう、少しだけ……、」
ジョングクに背を向けて歩き出すとそう言われて腕を後ろに引かれた。
体が暖かくなってジョングクの息が耳元に吹きかかっている。
………これ、抱きしめられてる?
「っちょ、ジョングク!離してよ、こんなとこ見られたら……」
「付き合ってると思われる?
…良いですよ僕は。先輩となら」
「っなに、馬鹿なこと、言ってんのっ、」
「馬鹿じゃなくて、本気です。
先輩が僕に向き合おうとしてないだけでしょ」
「…何のこと?早く離して、ね、ジョングク、お願い」
語気を強めて言うとジョングクは素直に離してくれた。
「…先戻っておくね、遅れても良いからちゃんと来てね」
「はい」
ジョングクがそう返事したのを確認してその場を後にした。
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ジョングクから離れたのは良いけどここがいまいちどこか分からない。
「…やっぱり無駄に広いなここ」
そう呟いてもシンと静まっているだけだ。
「エレベーター…エレベーター……あ、あっちだ」
そう言って踵を返そうとしたけど、失敗してしまったみたいだ。
最後に感じたのはヒンヤリとした会社の床の温度だった。
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ろき。(プロフ) - みかんうゆさん» またまたコメントありがとうございます!!順位なんて貰えると思ってなかったので実感が……笑これからもぐぅちゃんを全面的に出していきますね! (2019年2月23日 18時) (レス) id: e466b10846 (このIDを非表示/違反報告)
みかんうゆ - ろき。さん» 順位おめでーとございますっ!!順位付くと何位でも嬉しいですよね!笑 ぐぅちゃんが良いキャラしてて、ぐぅぺんの私にはたまりませんっ!!! (2019年2月23日 18時) (レス) id: 7b33bf1fa0 (このIDを非表示/違反報告)
ろき。(プロフ) - みかんうゆさん» コメントありがとうございますぅぅ!哲夫はね………うん、好きです((唐突 これからもよろしくお願いします! (2019年2月21日 0時) (レス) id: e466b10846 (このIDを非表示/違反報告)
みかんうゆ - とぉぉーーーーっても面白いです!! 哲夫の裏が気になるます…。更新楽しみにしてますっ!!!! (2019年2月20日 7時) (レス) id: 7b33bf1fa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろき。 | 作成日時:2019年2月18日 6時