ライオン婚約者とウサギ後輩と、【BTS】

『14』 ページ14

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「……え、勉強ですか？」
「うん、営業に着いていって勉強するの。私も二回目だよ」




会社のロビーでジョングクに説明する。
すると、目の前から見覚えのある顔がこっちに向かってきた。





「………A？」
「ユンギ先輩こんにちは。
…あ、こっちは後輩のジョングクです」
「………はじめまして、チョン・ジョングクです」
「先輩と同じ部署で営業行く人知ってますか？
待ってるんですけど、誰か分からなくて……」
「多分それ俺。Aのところの部長に言われた」
「えっ、ユンギ先輩の営業何ですか！？」






すっごいラッキーじゃん。良かった。
知らない先輩よりかは何億倍もユンギ先輩の方が良いし。









「お願いしますユンギ先輩！」
「今日はよろしくな、A。…と、チョン」
「………はい」








ジョングクは何故かムスッとした顔をしていた。








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「今日はありがとうございました」
「良いよ別に」
「私、ユンギ先輩で良かったです。知らない先輩だと怖いし……」
「俺もお前が良かったから、良かったよお前で」






思わず顔が赤くなり俯く。
なんか凄い破壊力ある。ユンギ先輩が言うと。









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