【マフィア松】お前の命、俺が守る (ページ3)

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２話ページ3

目がさめると、そこは知らない場所だった

腕と足は鎖につながれ、自由を奪われている

貴方「どこだよ、ここ」

私、死んでなかったんだ。

体の痺れからして、麻酔銃でも撃たれたか

おそ「目、さめたか？」

そこには、ニヤリと笑ったおそ松が立っていた

貴方「お前のアジトか？」

おそ「お前じゃねえだろ？ボスだ」

貴方「私は仲間になっていない！！」

おそ「どうせ3日でも経てば、仲間に入りますぅぅとか言うんだよ(笑)」

貴方「うるさい！！」

チョロ「ちょっとおそ松兄さん！あまり挑発しないであげなよ」

緑のネクタイをつけた男が近づいてくる

チョロ「僕はチョロ松。君は、Aさんだよね？」

貴方「なっ…！」

チョロ「ごめんね。勝手ながら色々調べさせてもらったんだ。」

おそ「それ俺も言った」

チョロ「そうなの？とにかく、ここは僕に任せて自分の部屋に帰って！」

おそ「んだよ～。じゃあ、任せたぞ～」

そう言っておそ松は出て行った

チョロ「はあ…。で、なんでそんなに僕たちを拒むの？」

貴方「早く殺してよ…」

チョロ「え…？」

貴方「早く殺せよ！！！私は仲間になんてならない！絶対に！！だから殺せよ！早く！！」

チョロ「……殺さないよ」

貴方「…っなんで…」

チョロ「君が仲間になるまで、僕たちはずっと待ち続ける。殺すなんて絶対しないよ？」

貴方「こんなの…生き地獄だ…っ」

チョロ「仲間に入りますって言えば済むんだよ？この部屋からも出してあげるし、拘束も外してあげる。死なせはしないけど。」

貴方「なんでよ…なんなのほんと…」

チョロ「じゃあ、まだ入る気はないってことで。ごはんの時間になったら持ってくるから。それじゃあ」

『素直に仲間に入ったほうがいいんじゃない？』

そう言い残して、チョロ松は部屋から出て行った