岸境の守り人【地縛少年花子くん】 (ページ20)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:18,963 hit

守り人１７（寧々side）ページ20

・

花子くんと源くんがまた戦い始めた。

花子くんは柵の上を走ったりして、上手く攻撃をかわしてる。

光「クソッ……ちょこまかと…！」

源くんがイラついたそのとき

花子「ねェ、その手痛くないの？」

と花子くんが近づいた。

その隙に源くんはまた雷みたいなものを出した。

勝ち誇ったように笑う源くん

そして余裕の表情の花子くん。効いてないのかしら。

花子くんは、源くんに向かって包丁を振り回す。

そして体制を崩し跨り、刺そうとする。

そのとき……

『はい、そこまで。2人ともストップね。』

やっとあすかが前に出てきてくれた。

遅いのよ、もう……

ハラハラしちゃったじゃないの……

花子「あすか、どーしたの？」

『どーしたもこーしたもないわよ。

寧々が怯えてるじゃない。やめなさい。

光からも降りて。』

花子「え、あすかこの少年と知り合いナノ？」

た、確かに！

今名前で呼んだわよね？！

あすかは、源くんを見て、頷いた。

『ええ、小さい頃からのね。

幼馴染みみたいなものよ。』

幼馴染みか～…少女漫画みたいね！

花子くんは源くんから降りた。

源くんはあすかの背に隠れた。

なんか、姉弟みたいね(笑)

なんて微笑ましく思ってたら、あすかが爆弾発言をした……

・

『あ、あと、許嫁ね。』

花子・寧々「「…………え？」」