オンライン！のはちゃめちゃ学校生活！？パート5

エメルダside　5班の様子！11 ページ48

兄さんは長々と説明してきます。

……

ローゼン「おいエメルダ！聞いてるのか！」

ギクッ！

こ、このままねたふりを…

ローゼン「エメルダ！俺の話し中に寝るな！」

「…ふえぇ！？」

兄さんに耳元で怒鳴られ、私はビックリして兄さんの本をポーンと投げ飛ばしてしまいました。

ローゼン「おい！俺の本！」

クレセント「ローゼン！この本読んでるんですね、俺も好きですよ！ってことで天才同士語り合いません？」

ローゼン「…クレセント…！」

後ろからクレセントが身を乗り出してきました。

クレセント「その馬鹿な妹との漫才もそろそろ飽きてきましたよね、ローゼン？」

ローゼン「おい！俺の妹をバカ呼ばわりするな！」

「私は馬鹿じゃありません！このバカクレセント！」

クレセント「はあ！？いい度胸ですねあなた！この前の中間テストで下から数えて3番目くらいにいたくせに！」

「…うっ！そ、それは…」

言い返せません！だいたい人の弱点をつくなんて卑怯じゃないですか！

ローゼン「…下から3番目？エメルダそれは本当か？」

ひゃ、やばいです！兄さんが『期末テスト対策！5教科強化ドリル』を私に押し付けてきました…！

ローゼン「おいエメルダ！今すぐこれを解け！」

「い、嫌です！誰かお助け…」

陽子「エメルダちゃん！頑張ってねー！」

陽子さんが隣の席から手を振っています…。

「陽子さん！私もトランプに混ぜてください！」

陽子さんは尚美さんたちとみんなでトランプをしていました。

私も変なドリルなんかじゃなくて遊びたいです！

ローゼン「おい！お前はこのドリルだ！」

「兄さん！せっかくの修学旅行なんですよ！？楽しんだっていいじゃないですか！」

陽子「エメルダちゃん！一緒にやろー！」

尚美「たしかにテストは心配だけど…貴重な機会なんだから、遊んでもいいんじゃないかしら？」

尚美さん！ナイスフォローです！

華「あ！じゃあ私もトランプやりたい！ね、翼くんもやらない？」

翼「ふーん…別にいいけど？」

シガ「よっしゃじゃあワシもやるぞ！今度こそ翼に勝ってやる！」

二条さんたちも参加するようです。

「せっかくだし兄さんもやりません？」

ローゼン「俺は読書する。…おいクレセント！俺の本を返せ！最近サンミュージックで買ってきた新品だぞ！」

兄さんってよくサンミュージック行くんですね…続く

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