オンライン！のはちゃめちゃ学校生活！？パート5

エメルダside　5班の様子！8 ページ43

でもダンスの事は恋と関係ないのでは…

パルファ「ねぇエメルダ！そういうあんたも好きな人いないわけ！？もう中3よ？そんなんじゃいつまでたっても恵まれないわよ！せっかく綺麗なんだから！」

「いませんよ。そういうものなんですか？」

パルファ「そういうものなの！もー…せっかく同じ部屋なのに…恋バナできないなんて…」

あ、すみません。でも私だって、話聞くくらいはできますよ？一応。

パルファ「もー…ホント天然なんだから…」

あ、私って天然なんですか？そういえばあそこの自動販売機に天然水ありますね。飲みたいです。そんなこと言ってたら喉が渇いてきましたね、じゃあこのペットボトルの麦茶でも…

先生「そこ！5班、話し声が聞こえますよ！聞いてるんですか！？」

あ！また先生にバレてしまいました。はあ…今日は運が悪いですね…。

パルファ「ううっ、もー！最悪だわ…」

本当に先生のお話って退屈です。

とりあえず見つからないように静かに…

ココット「パルファ、なにいってるすも！あーしだって恋バナくらい出来るッスモ！」

パルファ「え！？ココット、本当！？」

ちょっとパルファさん…そんなに大きい声出したらまた先生に見つかりますよ？

エスレイド先輩はエスレイド先輩で、素知らぬ顔で試薬を作っていますし。

はあ…こんな班で2日も過ごせるのでしょうか？

早くも不安です…

兄さんの班もはちゃめちゃそうですね。兄さんの宿敵、クレセントもいますし、そのクレセントがライバル扱いしている朝霧さん、それにムオンもいますしね。

私、生まれて初めて女子でよかったと思ったかもしれません。

だってもし私が男子だったら、ムオンと同じ班になったかもしれません。そんなの絶対にごめんですかえら！

というか兄さんも不本意にクレセントと同じ班になったんですし。

ココット「あたりまえッスモ！あーしの大親友メルクっすよ！」

メルク「…誰が大親友ですって？(ニコッ)」

増田「……(ニコッ)」

ココット「ぎゃー！怖いっすも！え、エメルダ助けてッスモ〜」

「助けません。勝手にしてください」

ココット「うわあああっ、エスレイド先輩…」

ドンッ！

2人から逃げたココットはエスレイド先輩にぶつかる！

ぽろりと落ちた試験管…

「よっと」

それを私が空中でキャッチ。何とか落ちずに済みましたね。

パルファ「エメルダ、ナイスキャッチじゃない！やるわねぇ」続く

エメロゼ回？→←どうでもいい話3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す