オンライン！のはちゃめちゃ学校生活！？

【華side】夏だ！海だ！プールだ！？パート3 ページ45

みんなもいつもどおり喋りだした。

よかった〜！勘違いされたかと思った！

平田「…僕はわかってたけどね…二条さんの気持ち」

あっ！そっか。平田さんは心が読めるから…！私の気持ちもわかってるの？

わたし…翼くんのことが好きなのかな？でも、まだわからない…

平田「…ゆっくりでいいから。焦らなくていいよ…」

！！平田さんすごいなぁ。

与一「おい、2人で何やってんだよ！それより早く行こうぜ」

シガ「そうじゃ！よっしゃ、海じゃ〜！」

ドボン！シガちゃんは海へ飛び込む。

…え、ちょっとまって。

頭がフリーズする。

シガ「何しとるのじゃ？華と翼も早く入るのじゃ」

華わ、わたし…泳げないんだったぁ〜〜!

翼「えっ？ふーん。まぁそうだと思ったけど」

平田「…大丈夫、僕も泳げないし…浮き輪で行くよ」

平田さんは大きい浮き輪を持っていた。

どうしよう、浮き輪持ってない…！

翼「ほら、あそこで買えばいいじゃん」

あっ！あそこで浮き輪が売ってる！

「翼くん、ありがとう！」

私は虹色グラデーション浮き輪を買う。

そして海に入る！

「わぁ〜…！」

海、何年ぶり！？すごく気持ちいい！

けどっ！

「浮き輪、進まないよ〜！」

翼「もうっ！特別だからね」

「！！」

翼くんが私の浮き輪を引っ張ってくれた。

わぁ、気持ちいい…！けどみんななぜ浮き輪なしで泳げるの！？

まあ私と平田さん、舞ちゃん、シャロゼちゃん、シガちゃんたちは浮き輪だけどね。

浮き輪勢結構多いかも？

杉浦さんなんかふかーく潜ってるし。

陽子「わぁっ、あそこ！お魚がいるよ！」

「わぁ、ホントだ…！」

キレー！たくさんのお魚の群れ。

尚美「あっ！あそこに貝殻もあるわ。綺麗ね」

増田「綺麗ですね！」

わぁあ〜！私の足元に透明なオーロラ色の貝殻が！

ものすごく綺麗…！なにこれ！？取ろう！

私は泳げないのも忘れ、浮き輪を捨てて飛び込んだ！

そして貝を手に取ろうとした途端。

ドボドボ…あっ！

体が溺れていく感覚。息が…できない…！苦しい！

わたし、ここで死ぬの！？

翼「二条さん！」

翼くんが叫んでるような…ううっ…もうだめ。声すら聞こえない。

翼「二条さんは絶対助けるから！」

ドボッ！翼くんが飛び込んできた。

うっ…危ないよ！ここに来たら翼くんまで…海の底だよ！？

杉浦「よし、行くぞ！」

同時にすごい力で引っ張られ、私は浮き輪の中に引き戻された。 つづく

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